Sweetな感じの女のコがストリートファッションをリードする時代。「ロマンティックで可愛い」は、もはやビューティのトレンドとして欠かせないものになっています。その火付け役でもあり代表として「努力によってここまで可愛くなれる」を実現して、様々な夢をかなえている益若つばさちゃん。彼女は20代の女の子達に「私もなれるかも!」の勇気を与える超リアルなお手本として人気を集め続けています。
そのつばさちゃんが、ここのところ大人の女性にも影響を与える存在として、30代・40代女性向けのビューティ誌上にも登場。「美STORY」では、美のカリスマとしてファンも多いタレントの山咲千里さんが、つばさちゃんへのリスペクトを込めて本人そっくりに変身したページがかなり話題になっている様子。
早速、行きつけの青山のセレクトショップに寄ったところ、流行に敏感でコスメおたくを自称する20代後半のスタッフと、メークアップアーティストのダンナを持つ30代前半の店長が、揃ってこの話題を持ちかけてきました。「山咲千里さんの美へのこだわりとか考え方とかブレない感じで好きだったのですが、つばさちゃんまでチェックしているとは……。特に、つけまつ毛は練習あるのみの姿勢には「さすが!」と思って、熟読しちゃいました」興奮気味の彼女達と接客そっちのけのガールズトークでしたが、こうして業界情報だけではなく若い世代のリアルなビューティ事情を、彼女達のような旬のセレクトショップで働く女のコや、予約が取れない人気のネイリストに聞き込むのも仕事のひとつ。お買い物そっちのけで「可愛いのカリスマ」益若つばさちゃんの影響の広がりを肌で感じる取材になりました。
あれから約1ヶ月後、先程のセレクトショップに予約していたムートンを取りに入ったところ、続きのビューティ話しに発展。「実はあの後、千里さんが益若つばさぶりを、週刊誌でも披露していて、私達的にはちょっとがっかり……というか、引き気味になっちゃいました」というのです。彼女達にとって、山咲千里さんはもともとキレイな大人の女性でありながら、美への飽くなき追求を持って進化する「憧れの存在」だったのに、ヘアもメークも完全につばさちゃんを真似して、まんまつばさちゃんに変身してしまった姿を何度も見せられると、「ちょっと違う」と思ってしまったのかもしれません。
実は私もあの後、つばさちゃんのメークテクニックには興味アリ!と思って密かにかなり研究してみたのですが、結局、取り入れられるのは目元を優しくパワーアップするアイラインテクニックのみ。ドーリーなつけまつ毛やチークは20代におまかせで、秋メークは一部つばさ風を取り入れることにしたのです。
「浩子さん、何か目元変わりましたね」すかさずセレクトショップの店長からチェックが入りました。その通り、今シーズンのムートンコートには今までのライダースに合わせていたスモーキーアイより、つばさちゃん風の優しいインパクトのアイメークが似合うはず。どうやら大人カジュアルにつばさ風メークのさじ加減が成功したようです。
今は、いつまでもステキと言われたければ、ファッションもビューティもつねに年下の女の子達からの情報をキャッチアップしなくてはなりません。ですが、忘れてはいけないのが、年下の女の子達にとって「憧れ」の部分をなくしてはいけないということ。ファッションもビューティのトレンドも若い世代の情報はおさえながら、自分の生き方やライフスタイルに合わせてどれだけ取り入れるかをハッキリ決められる「姉さんぶり」が必要とされているのです。
中村浩子なかむらひろこ
株式会社ヴィーナスプロジェクト 代表取締役社長
大学在学中より、光文社「JJ」において、ファッション・ライフスタイル担当の特派記者となる。その後、小学館「CanCam」を経て、光文社「VERY」、「姉VERY」、「STORY」の創刊記者を務める。オ…
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