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2009年05月25日

UVケアでこんな間違いしていませんか?

これから暑くなり、肌の露出が増える時期です。
そして、これからは多くの女性が気にする紫外線が最も強くなる時期です。
お肌にとって最も悪影響を及ぼすのは「紫外線」なんです!お肌を老化させる1番の原因といわれています。

なんと……

肌老化の80%はこの「紫外線」です。
美肌のために行う保湿パックやお肌のマッサージも重要ですが、それ以上に重要なのが紫外線ケアなのです。

まずは簡単に紫外線について説明していきます。

1年のうちで紫外線が強い時期は5月~8月です。逆に紫外線が少ないのは12月~2月の間です。時間帯でみると、10時~13時の間が最も強くなります。
そして肌に影響を与える紫外線は2種類存在します。

1つはUVAです。これは肌の表皮の基底層から真皮まで届き、シミの原因であるメラノサイトの働きを活性化させます。そのため周囲の肌細胞に多量のメラニンが送り込まれ、皮膚が黒くなるのです。また細胞にダメージを与え、皮膚の老化を早めるのです。

もう一つはUVBです。UVBはUVAに比べ刺激が強いので、長い時間浴びていると、水泡や軽い火傷が生じることがあります。UVBが真皮に達すると、コラーゲンやエラスチンといった肌に張りや弾力を与えている細胞のDNAに損傷を与えてしまい、それが皮膚がんにつながる可能性もあるのです。

では皆さん普段どのようなUVケアをしていますか?
こんな間違いしていませんか?

■間違い
朝、夕方は日差しが弱いから、UVケアをしない。

□解説
紫外線はお昼に強くなります。そして朝、夕方に弱くなります。しかし、朝、夕方に弱くなるのはUVBで、UVAは日の出から日の入りまで相当量存在します。朝だから、夕方だからというのは間違いなのです。

■間違い
5分、10分しか外に出ないからUVケアをしない。

□解説
5分10分あれば日焼けしてしまいます。

■間違い
曇りの日、だからUVケアをしない。

□解説
曇りの日でも紫外線は確実に届いています。特にこれからの季節は曇りの日でも冬の紫外線より多い日もあります。

■間違い
冬だからUVケアをしない。

□解説
冬は確かに夏に比べると紫外線の量はすくないです。しかし、冬の紫外線量でも確実に肌に影響を与えます。

紫外線の予防は肌老化の予防です。
上記のことに気をつけ、しっかりと紫外線ケアをしましょう。

それからもう一つ紫外線ケアのポイントです。

これからの季節、女性は肩や背中が出る服を着ることが多いと思います。肩、背中は以外に紫外線ケアを怠ってしまいがちです。放っておくと、知らないうちにいつの間にか肩や背中にシミが出来ていることが多いのです。ウエディングドレスを着たときに初めて気付く人も少なくないようです。紫外線ケアは露出している部分すべて行いましょう。

小野浩二

小野浩二

小野浩二おのこうじ

エステティシャン

新潟県生まれ。国士舘大学体育学部を卒業後、大手エステティックサロンに勤務。社内で、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち、本店店長を歴任。 その後、大学院進学を機に退職。現在は…

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