トラッド、レディライク、ダンディ…今季はクラシカルなイメージが溢れています。ウォ-ム&レトロカラ―で淑女に変身してみませんか?
Pantoneが発表しているトレンドカラーのメインテーマは「Sensible and Spirited」
直訳すると、賢明と勇ましさです。
世界的な経済不況の続く中で賢明に、しかし力強く活発に。そしてファッションスタイルも「賢明」を表すかのように、オーソドックスに回帰しています。
まずは、秋冬の王道・ウォ-ムカラ―であるベージュやキャメル、バンブーやパンプキン。今季はツイードコートやジャケット、レザーとの組み合わせ、ニットなど、こっくりとしたクラシカルで少しレトロな印象がトレンドです。スタイルも女性らしい曲線のものから、トラディッショナルな英国調スタイルまで。
続いて今季、黒のオルタネイトカラ―として注目されているのが、茶とグレーが混ざった色合い。コーヒーリキュールは優雅なイメージです。シルクやサテンなどの薄い生地のブラウスやプリーツスカート、手持ちのブラックスーツのインナーなどに取り入れて、いつものスタイルを旬な着こなしに変えてみましょう。
今季、ベーシックカラ―は黒よりグレーが旬。黒と白のコントラストが強いスタイルよりも、「ヌガ-」のようなニュアンスカラ―使って、色のグラデーションを楽しんでください。
グリーンやブルー、パープル、ピンク、赤やオレンジのカラフルなラインナップも今季は、純色からレトロ感のある色までチョイスがたくさん。ドレスやワンピースなどメインアイテムでも素材の薄いものなら、エレガントに着こなせます。
アクセントにも積極的に使って、寒い日も色から元気をもらいましょう。
グリーンを着こなすなら、イエローベースの人は茶色みを含んだティール、ブルーベースの人はフォレストグリーン。ブルーはターコイズのような鮮やかな青からペールブルーまで、さまざまなチョイスができるのが今シーズン。顔映りの良い青を見つけてみてください。
赤やオレンジは熟した果物のような色合い。いつもより鮮やかな色はリップカラ―にもおすすめ。その場合、アイシャドーは薄めに。
上品で華やか、そして芯の強いしなやかさを兼ね備えた淑女のイメージで、今までとはちょっと違った秋冬を楽しんでみてくださいね。
パントン・ファッションカラ―/2011秋冬(women)
榊原貴子さかきばらたかこ
ファッション&カラーコンサルタント
パーソナルカラ(=個人に合う色)に基づいて、メイクアップからファッションにいたるまで、個性に合わせたパーソナル・ブランディングを提案する。女子プロゴルファーの横峯さくらへのカラーコーディネーションおよ…
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