毎日生きていると色々ある。沢山の人に出会い話をするのが私自身の日常だ。
様々なスポーツを観戦したり、取材をしたり、毎日両手では足りない人と会うことも少なくない。しかし、その中で「この人応援したい!」「ステキな人だな」と思う人は何故魅力的に映るのだろうといつも感じていた。
例えば、仕事をしながら子育てをする女性。現代では珍しくない。他には、この人と仕事をしたい!と思う男性など、人としてすばらしいなと感じた人がいた。そんな人たちは、最初出会った時から時間が経ってもネガティブな印象を受けない。
何故この人たちだけなのだろう。一生懸命生きている人は沢山いるのに。そんな疑問が常に頭にあったのだ。そんな時、2つだけ気がついたことがある。
1つ目は、「心に軸がある」つまり、全ての判断基準が自分の心にあるから、人とそこまで比べないし、嫉妬しない。
例えば、それぞれの生きているフィールドのようなものが当たり前にある。でもついつい疲れると、人と比べたくなる。「なんであの人あんなに、楽しそうなんだろう。私なんて、こんなに頑張っているのに評価されない」なんて考えたくなるものだ。でも「心に軸がある」人は、人を認めて質問を沢山してくる。「どのように、そのことをやっているの?」など。自分との比較における嫉妬を感じる前に、自分はその人から何かを学ぼうとしている人が多い。
2つ目の気付きは、「時間も無駄にしない」。今この時間は自分で選んでいる。ということが大前提にあるのだ。
沢山の情報が沢山あり、そこから自分でチョイスする世の中だ。だからこそ、価値観の尺度は自分のこころにあることを仮定したうえで、自分で選んだ道は精一杯前向きに意欲的に過ごしたいものだ。
伊藤華英いとうはなえ
競泳オリンピアン(北京/ロンドン五輪 水泳女子日本代表)
べビースイミングから、水泳を始め、15歳で日本選手権に初出場。女子背泳ぎ選手として注目される。2008年日本選手権女子100m背泳ぎで日本記録を樹立。初めてオリンピック代表選手となる。その後、怪我によ…
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