最近、親子にまつわる様々な事件がおきており、心を痛めています。
一口に子育てといっても大変だと思う。
どれが正しくて、どれが正しくないというのが分からない。
環境などにより大きく左右されるだろう。
しかも、最終的な答えは生涯終えたときにでるから、厄介だと思いますね。
そこで今回は、我が家の子育て法をご紹介します。
この「子育て」、コーチングという点では
選手との関わり方と非常に似ていると私は思っています。
少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
まずは、親ばかになること。
ただし、バカな親には絶対ならない、
ということが大切だと私は思います。
私の息子は2人とも野球をしています。
長男は現在アリゾナに住み、ロサンゼルス・エンジェルス・ルーキーリーグに所属しています。
昨年は、ドミニカ共和国で野球をしていました。
とリあえずメジャーの卵です。
弟は東海大相模高校野球を終えて、プロを目指して頑張っている最中です。
親としては野球の道に進んで欲しくなかった。
内情を知っているだけに、個人スポーツを目指して欲しいと思っていました。
しかし息子たちは、最終的に野球を選んでいました。
幼い頃から2人ともスポーツが好きで、やりたいスポーツをさせてきました。
水泳・サッカー・テニス・スキー・野球・時々ゴルフなど。
大きくなるに連れて1つずつ止めていき、最後に残ったのが野球。
中学一年の時には、野球一筋でした。
元プロの私が見ても、本当に好きなんだな!と感心するぐらいです。
野球は私のテリトリーです。思いっきりサポートが出来るので、
妻も含めて子供達の環境作りに励みました。
しかしこれだけは忘れてはいけません。決定権は本人にあるのです。
私たち親は子供に情報を流し、親としての考え方、また先輩としての意見を伝え、話し合います。
そして子供が考え、結論を出すのです。
家族は、みんなで協力し合うものだと思いますが、
結論を出すのは親ではなく、あくまでも子供自身であることが大切です。
私も親とはいろいろケンカもしたけれど、自分の出した結論に対して
全力でサポートしてくれたことを、今も思い出します。
そんな親に、私も感謝をしています。
だから私も同じように子供達を育てたいと、自然と思うようになりました。
ここまで書かせていただきましたが、このような内容で、
より深く講演ではお話できればと思います。
幸い長男がアメリカで生活をしており、私もエンジェルス・スカウトという肩書きをもらいました。
スタッフの一員であるがゆえに、内部のことやアメリカ事情も少しは分かります。
子育てに、日本もアメリカもありません。
よき出会いを待っています。
よろしくお願い致します。
次回は、色々なチームでのコーチ経験から、
「コーチとは?」「いわいる中間管理職とはどうあるべきなのか?」
そのあたりに触れたいと思います。
期待していて下さい。
角盈男すみみつお
タレント
1977年、長嶋監督率いる読売ジャイアンツに入団後、新人王、最優秀救援投手に輝く。1989年、日本ハムに移籍。さらに、平成4年にヤクルトへ移籍。野村監督のもと、リーグ優勝で有終の美を飾る。その後、元祖…
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