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先日、日本男子バレーが16年ぶりに五輪出場を果たしました。勝利を決めた瞬間、監督や選手たちの喜びに満ちたシーンは記憶に新しいところですが、日本をここまで強くした要因はなんだったのでしょうか。
ロイター通信が伝えた記事では、男子バレーの植田辰哉監督がチーム復活を目指して徹底的に人間教育に取り組んだとしています。具体的には、植田ジャパンが新たに選手に対して取り組んだのは、(1)フィジカル強化、(2)試合での精神力強化、(3)コミュニケーション強化の3本の柱です。
(1)は、当然のことながら試合に勝つために必要な身体をつくるということです。アタックを打つための跳躍力、腕力などに加えてテクニックの強化というのもこの項目に入れてよいと思います。バレーのプロとしての身体をつくる、これが全てのベースです。(2)に関しては、ここぞという時に決められる胆力、大きな大会でも平常心でいられることなどが挙げられるでしょう。 注目すべきは(3)のコミュニケーション強化なのです。これはチームワークアップの為にコミュニケーションを図っていこうというような単純なものではありません。植田ジャパンの場合は、<人間力の底上げ>を重点において、コミュニケーションの強化を図りました。試合以外の時間でも、挨拶など小さいところから、積極的にお互いが係わり合い、メンバー同士が信頼し尊敬し励ましあう、そんなチームを作り上げたのです。今まで他人のプレーに興味を示さなかった選手が、「ありがとう」と相手のプレーを称えるまでになったそうです。
これはビジネスの世界でも同じことがいえます。その場だけの表面的なコミュニケーションでは、いざという時にどうしてもチームワークにほころびが出てしまいます。いざという時とは、まさにバレーのマッチポイントのような状況であり、アイコンタクトで全てを察するような域のコミュニケーションが必要となってきます。そのような緊迫した場面では、メンバー同士の信頼関係が築けていなければ、ツーといえばカーというアイコンタクトなどできるはずがありません。信頼関係を築くには、密なコミュニケーションが不可欠です。それは、雑談であり、課題に対して真剣にディスカッションをすることでもあり、また誉めたり怒鳴られたりすることでもあるのです。現代の社会では、そうした深いコミュニケーションを遠ざけて効率だけを追い求めてはいないでしょうか? スキルや効率だけを重視したコミュニケーションでは、最後の踏ん張りがきかないのではないかと思います。
とはいえ、なにも毎日『飲み二ケーション』をしろというわけではありません。自分の役割だけをこなすのではなく、組織の全体を把握した上で自分にできる部分を全力で全うするということが勝てるチームには必要なのだと、勝利の瞬間、嬉し過ぎてうつぶせに倒れこんだ植田監督の背中に学んだ瞬間でした。
「講演依頼.com」でも、<組織(職場)のコミュニケーション>や、<上司と部下のコミュニケーション>を体系的に学べる研修プログラムをご用意しております。密なコミュニケーションによって信頼関係を築き、「勝てる組織」を作るお手伝いをさせて頂きますので、ぜひご相談ください!
(2008年6月10日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
組織力を高める、フォロワーシップを磨く…場面別コミュニケーション研修3タイプ
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