【研修トレンド通信040】
インパクトと効果を最大に活用－著名人による研修－

　先日、西武ライオンズが巨人との日本シリーズを制し日本一になりました！今シーズンのプロ野球は、波乱万丈で観ていてなかなか面白かったです。巨人対西武というカードも、期待を上回る盛り上がりで、毎回テレビにかじりついていた方も多いのではないでしょうか。

　さて、ここ最近の研修の傾向として、「著名人による研修系講演」が増えています。弊社では研修の要素を含んだ60～90分程度の講演を研修系講演と呼んでいます。今までは、この研修系講演も普段から研修を本業としている講師が担当することが多かったのですが、今のトレンドは他業界、特に元スポーツ選手による講演から目標達成やマネジメントのエッセンスを感じ、気づいてもらおうというものが非常に多くなってきています。

　リーマンショックとも言われる経済不況ですが、そうした事態にこそ、やり方のスキルに「心のスキル」がプラスされていかなければ、乗り切っていけないと研修ご担当者様も感じていらっしゃるのではないでしょうか。 しかしながら、ただ著名人を呼んで講演をしていただいても効果が上がるわけではありません。著名人にも様々なタイプがいらっしゃるからです。人生論をおもしろくお話いただける方、監督経験を活かしてマネジメントに関するご自身の持論をお話する方、指導という部分に関して長けた方、そして大学などに通ってご自身今までのキャリアに新しいスキルをプラスされた方などなど。自分たちの考えている講演が、研修全体の中でどのような役割をしなければならないのか、どんなメッセージを受講生へ伝えて欲しいのか、ということがはっきりとしていないとミスマッチをおこしてしまいます。著名人による研修系講演は、インパクトがあるので訴えかけるものは大きいですが、ひとつ間違うと逆効果という、本当は難しい選択なのです。

　講演依頼.comでは、それぞれの著名人の特徴を把握した上で全体のプログラムに合わせた講師をご紹介させて頂いております。今年は、研修にプラスして＜研修系講演＞もいかがでしょうか。大人数でも効果を出すにもお薦めです！

（2008年11月12日 / 発信：「講演依頼.com」 研修チーム）