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先日、ビジネスマンに人気のテレビ番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)でイタリア料理専門のファミリーレストラン「サイゼリア」会長の正垣泰彦氏が出演していました。正垣氏はこの飲食不況の中でもまったく影響をうけないサイゼリアについて、「お客さんに少しでも安く、商品を提供したい」と語っていました。そのためには徹底的に“合理化”を進めたそうです。
一方、こちらもテレビ番組ですが「エチカの鏡」(フジテレビ系列)の人気企画に接遇の講師に密着したものがあります。こちらの講師は、朝の市場での接客を究極の“接遇”だと語っていました。
しかし、このふたりは同じ言葉も語っています。それは「お客様のために」というひとことです。
これまでも、製品の性能は各メーカーでの差は少なくなってきているので、何を売るかではなく誰が売るかということがポイントになってくるという見解がありました。しかしながら、これからは誰がではなく、「どうやって売るか」という時代が到来しているのではないでしょうか。
<合理化>も<接遇>も、方法論が違ってはいるものの精神は同じ。どれだけ顧客(消費者)のためにできるかということを時代に問われているのかもしれません。
(2009年9月16日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
「売り手の論理」に陥っていませんか? 改めて「お客様視点」を養うために
特集―「顧客視点を考える。―勝ち残りのヒントは『お客様視点』」
<マーケティング><ものづくり・商品開発><営業・接客サービス>
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