【研修トレンド通信101】
頭でっかちではなく、実践できることが大事！
～身体に叩き込むチームのセオリー～山本昌邦氏の研修レポート

　今回は先日、弊社のオリジナルプログラム「山本昌邦　指導者指南塾」の研修アシスタントを努めた際のご報告です。

　このプログラムは、サッカー日本代表という一流のアスリートを育て、マネジメントしてきた一流の監督である山本さんが、日本代表で実際に実施されていたプログラムを指導するというものです。

　アスリートの講演を研修の一環としてプログラムに組み込む事例は多くありますが、ご担当者の方にお話を伺うとみなさん口を揃えて、「いい話はきけたし、そのときはモチベーションが上がるが、実践という意味では弱くまた上がったモチベーションも持続しない」とおっしゃいます。このプログラムを実施になる企業様の多くも、半分そうした気持ちが残っている状況で当日を迎えられていることと思います。

　しかしながら、実際に研修の様子を目の当たりにされるとそのクオリティにみなさん驚かれます。今回も事前に主催者様のご要望をお聴きし、また企業理念もしっかり頭に入れていただいた上で、研修をさせていただきます。ですからワークやディスカッションのそれぞれの場面で、その理念や現場で大事にしてほしいことなどを「みなさんのお仕事では」という立場でしっかりと落とし込むことが可能です。

　また、山本さん自身がそれを実践できる人だということも大きな理由です。 いくつか実施をさせていただきましたが、受講いただいたみなさんが一番心に残ったとおっしゃるのは、「チーム」や「人材育成」に必要な項目はわかっている。ディスカッションの際にも答えに詰ってこまるということはない。しかし山本さんと一緒に身体を動かしながらワークをしてみると、いかにそのことが実践できていないかがよくわかった、ということです。

　このプログラムのワークでは、リーダーに必要な判断力や視野の広さ、コミュニケーションが取れているかなどが試されます。頭でわかっていても普段から実践できていないとすぐにわかってしまいます。 こうしたことを感じていただくことで、普段の現状を気づいていただくことはもちろんですが、このプログラムでは、どうしたらよいのかという＜その先＞を山本さんのご経験とみなさんの業務を照らし合わせながら落とし込み、出来る限り現場で活用していただけるようにしているところが、ご好評をいただいている理由なのだと思います。

　キャンペーンのキックオフミーティングや次期リーダーの育成研修にぜひご検討ください！

（2010年6月9日 / 発信：「講演依頼.com」 研修チーム）