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衆議院選挙に沸いた週末ですが、テレビの各局でも選挙特番を報道していたのはみなさんご存知のことと思います。その中で、NEWS・ZEROの企画のひとつである大学のサークルを取材したものがありました。その名も「就活サークル」。就職難に備え、面接の練習やエントリーシート分析などが主な活動内容だそう。今年は一年生も30名ほど入ってきたのだといいます。
一年生から面接の仕方などを練習する。これも時代の流れだとわかっていても、驚いてしまいます。彼らにインタビューをすると、就職できないということに並々ならぬ恐怖心を抱き、早めに準備することが必勝の鍵だと考えていることがわかりました。 しかし一方で、就職をすることが目的となり、本当に自分のビジネス人生やキャリアというものに対して深く考えているわけではないことも感じます。就職できれば後は野となれ山となれ、ということにも取れてしまうのです。
彼らのように、就職すること自体が目的になってしまった社員は、入社してから自分の軸というものを見出すことが難しくなります。何のために働くのか、働くことで社会にどう関わっていきたいのか。自分の生活を支えるだけの仕事になれば、何をしても同じですから長続きしません。また企業を引っ張る人材に育つことも難しいでしょう。少し前には大学でもキャリア支援という科目が出来たり、人生の中で大きな部分を占める仕事について考える機会を増やすなどという改革が見られました。しかし、それが本当に機能しているとはいえないのではないかと思うのです。機能していれば、こうした学生の活動はもっと違った形に発展していったのではないでしょうか。
これからは企業が大学と一緒になって、欲しい人材を育てるためにリアルな「働くこと」を伝えていかなければならないのではないかと思うのです。 今、そうした活動をしている企業も増えてはきました。しかしそれと同時に、自社の社員にももう一度、自分のキャリアを考え直す時間と機会を与えなければ新たな社員が入社したとしても何も変わらないのです。
企業が変わるためには、経営幹部に近い社員こそ、今キャリアについて考えることが重要なのかもしれません。
(2010年7月14日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
自律的キャリア開発のプロ
小杉 俊哉(合同会社THS経営組織研究所 代表社員)
主なテーマ:「自律的キャリア開発」、「キャリア・コンピタンシー」
こちらもお薦め:コラム 「企業を変える人材マネジメント」
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