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4月に入り、新入社員の入社時期ともあって、ここ最近はマナーや接遇に関するお問い合わせを多く頂戴しています。
またマナー・接遇特集のぺージにもたくさんのアクセスをいただいています。
しかし、お問い合わせの背景をうかがいますと意外にも、新入社員向けではないものの方が多いことに気づきます。
なぜマナーや接遇というテーマがこれだけ課題として意識されているのでしょうか。
それは、マナー・接遇というものがまだまだ「かたち」として捉えられているからだということができると思います。
わかりやすく、マナーについてだけ考えてみます。
マナーはビジネスシーンに限って、簡単に言うと名刺交換の仕方や挨拶、電話応対の仕方など取引先などお客様に対してこうするべきというルールのようなものです。それはルールとして捉えられることが多く、「かたち」が重んじられます。名刺を受取るときには名刺入れの上で受け取り…云々ということですね。初めてビジネスマナーを研修などで覚える新入社員は特にこの「かたち」を覚えることが社会人としての第一歩となる部分もあり、「かたち」を一生懸命練習します。
しかし、マナーは本当に「かたち」でしょうか?
この名刺を名刺入れの上で受け取るという「かたち」の本当の意味は、何か。その部分まできちんと考えられているでしょうか。マナーや接遇にはさまざまな「かたち」があります。しかしその「かたち」は相手のために、お客様のためにという気持ちが伝わりやすいようにという方向性を示すものであり、コミュニケーションのひとつであるということを忘れてはなりません。
マナー・接遇のご依頼が一年を通じて多いのも、こうした「かたち」が誤解されているためにおもてなしやお礼の気持ちが伝わりにくく、そこが課題となることが多いというのが要因なのではないでしょうか?
講演依頼.comでは、心も伝えるプロの講師陣によるマナー・接遇特集をリニューアル!ぜひご検討くださいませ。
(2011年4月20日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
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