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この時期になるとここ何年か前から「ゆとり世代」の入社に企業の人事担当者様が、あわてていらっしゃる場面に出くわします。常識がない、口ごたえが多い、頭でっかちなどという「ゆとり世代」でなくても毎年言われていそうなことから、びっくりするようなエピソードまで、話題にことかきません。 実は「ゆとり世代」というだけで恐れおののき、問題が起きないように毎年行っている研修を恐る恐るしているだけという企業も少なくないようです。
そもそも「ゆとり世代」とはどんな世代なのかを理解しているかどうかで、研修の成功確率は変わってきます。諸説あるようですが、1985年生まれが「ゆとり世代」に該当する一番初めの社員です。年齢にして今年25歳。そろそろ中堅として後輩の面倒もしっかりみてほしいところです。 しかし、この「ゆとり世代」、もちろんすべての人がそうだとは言いませんが、研修をする講師側になってみると、なかなかやりにくい特徴を持っています。
まずは、研修中に出した課題の一般的な正・不の答えが通じません。個性を育てるということを重んじた教育を受けてきたため、自分はどう思うかということを考える教育を重点的にさせられています。しかし考えさせるところまでは良いのですが、ディスカッションやディベートの授業はありませんから、人と議論をすることや人の意見を受け入れるということを教えられずに育ちました。その影響か、自分が正しいと思ったことはとことん貫き、それが答えとして本当に正解なのかどうかはどうでもいい、という傾向が強く表れています。また先のことと重なりますが、間違いを素直に認めることができません。間違いを指摘すると、「それは個性です」と主張する。その結果、非常に自分勝手な人間が出来上がってしまうのです。
ここでちょっと立ち止まり、もう一度上に書いた「ゆとり世代」の傾向を読み返してみてください。どこかにこんな人いませんか?そう、この傾向、ダメな上司にも当てはまります。
携帯電話やパソコンなどが進化を遂げた現代社会は、一般の人ひとりが所有する情報だけでもかなりの量になります。そうした情報世界を乗り越え、発展をしていくためには、その中から本当に価値のある情報を掴み、それをつなげてうまく活用していくことがとても重要です。そのためには、自分よがりではなく、相手のこと(人間に対しても、情報に対しても)をよく理解しなければなりません。相手の話を聞く、認め合う、それにはまず自分から先に相手を認める。そうしたことが、これからの企業には必須な力になっていくはずです。上司も「ゆとり世代」の部下も、一緒にその力を学ぶことが、一番の近道だといえるのではないでしょうか?
(2011年5月31日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
「つなげる力」のビジネス研修に。
藤原和博(東京学芸大学客員教授/大阪府知事特別顧問)
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