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多くの企業様で人材育成の悩みのひとつとして挙がってくるのが、「責任感」についてです。少し前に弊社の講師でもいらっしゃる河合太介先生が『フリーライダー』(講談社現代新書)の中でもお書きになっていますが、自分の仕事や役割に責任を持たない社員がとても増えています。フリーライダーとまではいけなくとも、そこそこ仕事をこなすものの自分の責任で言動を行わない社員は、どの企業でもみかけるのではないでしょうか。
誤解を恐れずにいいますと、こうした人たちは自分の責任で言動を行わないというよりも、 “行いたくない”と思っているのです。
それはなぜでしょうか。
昔の組織では、「責任=出世」であったと言ってもよいでしょう。もちろんそれは今でも変わらないと思います。ですが一方で、スペシャリストという専門職のポジションが増えたことで、出世に関わらない人が増えたことも事実です。こうした状況の中で、自分は出世して部下の育成や部下を含めた自分のチーム(部署)の失敗のリカバリーをする等ということよりも、自分の好きな研究や分野に集中したい。できるだけ余計な仕事はしたくない。そう思う人が増えてもおかしくはありません。いつの間にか、「責任=重荷」になってしまっているのです。
もちろん責任とは重いものであると思いますし、そうでなければいけないでしょう。ですが、出世と結びついた部分が前面に押し出されていたうちは、責任を背負うことこそが、ステータスでした。しかし、もはやそれは通用しません。こうした傾向は、責任感をもって仕事に取り組むという姿勢を変えつつあり、指示されたことはしっかりやるがあくまでもそれは指示されたことであり、自分の責任ではないというスタンスが若い世代を中心に定着してきたようにも感じます。そうした状況に引っ張られる上の世代も増えてきているようです。
キャリア開発やリーダーシップ、チームマネジメントを中心に活躍する小杉俊哉氏は、今こそ「自律型の人材」が必要だと言います。今やっていることにコミットする。自分の意思でものごとを選択する。良く考えてみれば、当たり前のことではありますが、こと組織の中のことになるとなかなか「自律」を保つことは難しいようです。 いま改めて御社社員の自律性を見直してみることも必要ではないでしょうか。
(2012年2月21日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
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