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今月は、コーチングに関するお問い合わせを多くいただいております。実施時期は来年の3月頃なのですが、毎年この時期はコーチングやリーダーシップの研修実施が多くなります。新年度から部下をもつ立場になる方の昇進前の研修や部門長の年に一度の決起集会を兼ねての研修会など、理由は様々ですが新年度への備えとして、コーチング、リーダーシップを見直しておきたいということのようです。
リーダーシップに関しては、時代と共にそのあり方も変化していきますし、組織の発展段階においても必要とされるリーダーシップの種類が変わりますので、頻繁に研修を実施されるのにも納得がいきます。ですが、面白いのは、コーチングに関しても初めて学ぶ新任の管理職の方対象のもの以外にもたくさん実施されていることです。 それはなぜでしょうか?
それは、コーチングの「型」ばかりを学び、どんなケースの時にどのようなシチュエーションでコーチングスキルを使うのか、ということが学べていないからなのです。この「型」だけを学んでしまうと、いつなんどきにでもこの「型」にはめてしまいますので、結果、本来はティーチング(教えること)をしなければならない場合にもコーチング(導く)ことで対応してしまい、正しい人材育成につながりません。コーチングの「答えは相手の中にある」という考え方が、あまりにも今までと違う考え方であるがゆえに、忠実にその通り実践してしまい結局うまくいかないという、残念な結果を生んでしまうのです。
本来コーチングとは、馬車の御者が馬を操る「COACH」からきている言葉であるように、人を導くことです。ですが、馬がまっすぐあるく能力を得てないといくら御者でもうまを導くことが困難なように、まず部下が必要最低限の能力(もしくはその仕事をするために必要な知識)がなければ導くことはできません。
ティーチングとコーチングの違いを頭でわかっていても、なかなか実践できないのはその知識があるかどうかの見極めがきちんとできていない場合、コーチングは正しい効果を生むことができないのです。
御社では、毎年同じコーチングの研修をしていませんか?!
(2012年12月27日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
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