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4月は新入社員の入社や研修、そして採用面接など何かと忙しい季節ですね。フレッシュな顔ぶれを見る機会が多くなるのに伴い、今まで新人と言われてきた社員たちが先輩として自律するタイミングでもあります。
しかし、この自律の時期をうまくマネジメントしないと後々、困った社員を生み出すことになってしまいます。どう困った社員かといいますと、ひとことで言えば「自分の経験から抜け出せない」社員です。
新入社員の教育などに気を取られ、入社3年目あたりの社員はどうしても上司の注意力が及ばないことが多くなります。ルーティンの業務は都度指示がなくてもこなせますし、後輩に教えることも増えてきます。また会社として重大なプロジェクトに勉強を兼ねて参加する機会も出てくる頃です。そうなると自分は期待されているという自信、そして仕事をそれなりにこなしてきたという自負が生まれます。このこと自体は決して悪い事ではありません。この自信や自負が、責任感につながりより成長のスピードを上げることにつながるからです。
しかし、逆にこの自信と自負が悪い方向へ向かってしまうこともあるのです。それは自分の経験への過信です。それなりに仕事をやってきた自分だから、自分の経験はこの業界(仕事)に関しては、大きな信頼性と正しさがある。またそこから導き出した答えは正しいはずだ、という考え方に陥ってしまうのです。
「自分の経験=この業界(仕事)のすべて」という構図が、無意識のうちに立ちあがり、その構図の中でしか物事を見ることができなくなる。そうなってしまうと先輩や上司からのアドバイスを受け付けず、みすみす成長のチャンスを逃してしまうことになります。経験を積むことも重要ですが、経験のワナにはまらないように導いていくことが大切です。
では、どうしたら経験のワナにはまるのを防ぐことができるのか。それは、適度に仕事の壁を作ってやることと自律させるまえに放置をしないようにすることで、解決できます。
現代の企業では課長クラスの管理職はプレイングマネージャーの場合が多いと思います。その仕事量の中で、常に目をかけるのは至難の業です。ですから、いつもでなくてよいのです。1日1回の声掛けや仕事への取組み姿勢を観察するなど、部下に過信の色が見えるか気づける状況を作っておく。またルーティンの仕事が多かったり、仕事自体に余裕が出てきた場合は自分の力を過信しがちな状況ですから、社員の成長に見合った難易度の仕事を与えることを忘れないことです。
当たり前のことですが、なかなかうまいタイミングでできない。しかし、それをやることがワナから社員を救う手立てになるのです。
(2013年4月16日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
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