【研修トレンド通信141】
月間レポート「コミュニケーションが全ての鍵 (10月のご報告～)」

　すっかり秋も深まり、先月までの暑さも嘘のようですね。9月後半から11月までは、一年で最も講演・研修の多い時期になります。研修は講演ほど波がないものの、それでもやはり数は多くなります。

　さて、そんな10月の研修状況のご報告をさせて頂きます。10月は、夏ほどの数はないのですが、引き続きワークライフ・バランス、メンタルヘルス関連のお問合せをコンスタントに頂いております。その他、決まったテーマが多いというわけではないのですが、全体をみてみると、どれも「コミュニケーション」が共通のキーワードになっているようです。

　お問い合わせのテーマとしては、上記ワークライフ・バランスの他に「顧客満足」、「営業スキル」、「リーダーシップ」など様々です。「顧客満足」に関しては、以前からも実施が多いテーマですが、顧客満足を実現する手段として、特にコミュニケーションのとり方についてご要望いただくことが増えました。「営業スキル」は、お客様とファーストコンタクトをとるためのコミュニケーションの仕方について、という部分が問題になっています。また、「リーダーシップ」に関しては、コーチング人気が再び再燃しています。こうしてみると、どのテーマも、コミュニケーションがキーワードになっていることがわかります。

　さらに、「参加型」というところも重要なポイントのひとつで、ワークやクイズを取り入れたものが、人気の上位にランクインしています。研修の実績レポートでもご紹介している川村透さんは、まるでテレビのクイズ番組のような形式で、楽しみながら気づきを与える講演としてご好評を頂いております。川村さんのほかにも、マナー講師の倉千鶴さん、顧客満足では江澤博己さん、メンタルでは笹原美智子さんが参加型というところでお問い合わせ・ご紹介共に多いです。参加型が人気の理由に関しては前回のコラムでもご紹介しましたが、主催者様のご要望に合わせて参加型という形式の中でもどんどん進化を遂げています。

　参加型のほか、“話題の講師”として一番人気が高かったのが、リッツ・カールトンホテルの支配人を務められていらした林田正光さんです。東京ミッドタウンのオープンにより話題性もあり、多くのお問い合わせを頂いております。

　講演依頼.comでは今後も、参加型研修を中心に、「楽しみながら学べる」ユニークな研修を開発・ご紹介をしていきますのでご期待ください！

（2007年11月6日 / 発信：「講演依頼.com」 研修チーム）