今回のテーマはお客様より信頼をいただく為の営業パーソンのマナー、第一回目です。
初めてお会いする顧客との<名刺交換>のマナーのポイントを勉強いたしましょう。
本題の前に前回のおさらいをいたします。
『身だしなみ』チェック、第一回目から第七回目までアイテム別に学んでまいりました。
そして前回の総集編で日々の<身だしなみチェック>の習慣をつけておくことの重要性を学びました。
営業パーソンはお客様の秘書役です。
そのお客様から「いつも綺麗にされていますね!」と一言いただけるよう、
そしてご自身をインプットしていただけるよう頑張りましょう。
では本題です。
初めてお会いする顧客との<名刺交換>のマナーのポイントを勉強いたしましょう。
【名刺の出し方】
基本は両手を添えてお渡しします。
名刺のみでお出しするパターンと、名刺ケースの上に乗せてお出しするパターンがあります。
私は個人的には後者の出し方が好きです。
その理由は名刺自体が紙一枚で頼りなく感じることがあり、
名刺ケースをお盆代わりの台にして差し出すようにしております。
そして名刺の内容を話します。
「私は ○○会社の ○○部の ○○○○と申します。
会社の住所は○○市 会社代表電話番号はこちらでございます。
私の携帯電話番号はこちらでございます。
どうぞ よろしくお願いいたします。」
場面は2パターンあると思います。
(1)営業パーソンが名刺を出し、顧客からの名刺交換の無い場面。
(2)営業パーソンと顧客との間で、名刺交換がある場合。
場面(1):名刺交換の無い場面
名刺の内容をお話します。
「どうぞ よろしくお願いいたします。」
場面(2):名刺交換のある場面
こちらの方から先にお出しましよう。
先方様からいただいた名刺の御礼をただちに述べましょう「頂戴いたします」。
そして直ぐ目視して読みましょう。
会社名、部署、氏名、会社住所、電話番号、携帯電話番号などを確認いたしましょう。
この情報の中にたくさんの話題づくりの要素が含まれていることを忘れないでください。
珍しい姓でしたなら「お珍しい お名字ですね。 どちらのご出身でいらっしゃいますか?」
商談の前章がおだやかに始まりますね。
ここで顧客に対して優先権を差し上げることを意識して商談を進めることが大切に思います。
【名刺の整理】
名刺は大切な顧客情報です、しっかり情報管理いたししましょう。
お会いした日時、会話の中でのポイントとなる情報などストックしてください。
私はお会いさせていただいた日の、一年後の同日に届くように、
ご縁をいただいた感謝の手紙をよく書いておりました。
些細な気遣いが顧客とのコミュニケーションの潤滑油となること忘れないでください。
名刺は情報発信の宝物です。
多くのお客様との名刺交換を積極的にすることが、人脈を広げる第一歩となることでしょう。
セールス職 精進されて下さい。
伊吹晶夫いぶきあきお
三越伝説のトップ外商
百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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