最近、色々な会社の20代の社員から、次のような不満がよく聞こえてきます。
「なぜ、自分はあの人以上働いているのに給料が安いのか」
「なぜ、あの部署では認められていることが、自分の部署ではだめなのか」
どれも正しく聞こえます。会社もフェアであるべきですよね。
彼らに共通していること。それは
「常に自分を人との比較でとらえている」という見方。
人と比べて、自分が同じでないと気になる。
会社も、公平であるべきだと考える。
確かに、その主張は正しい。
同じ仕事をしているなら、同じ給料をもらえるべき。
同じ社内、同じ職種なら、同等のサポートを受けられるべき。
わかります。
しかし、悲しいかな、世の中はフェアじゃない。
会社も然り。
同じ仕事をしていても給料が違う!
チームによって仕事の内容が違う!
働いてなさそうに見える人が、自分より評価されている!
そんなこと、ざらにある。
→人との比較で自分をとらえる=フラストレーションが溜まる
しかし、もうひとつの見方もあります。それは
「常に与えられた環境から最大限を作りだす」という見方。
そこには、他人はまったく関係ない。
人の給料や、同じサービスを受けられるかどうかなんて、気にならない。
それより、自分に与えられた資源をどう使いこなすか。
・部下の仕事が遅いなら、仕事の振り方を工夫する
・余計な雑務に追われるなら、それは週末にまとめてしまう
そんな工夫が、実は自分の成長であり、自分の血となり力になっていくのです。
→真のプロフェッショナル=与えられた環境から最大限をつくりだせる人
人との比較で自分をみるか、与えられた環境から
いかに最大限を作りだすか、それを決めるのは自分。
見方を変えて、自分から作り出す人になった方が何倍もうまくいく、
世の中って実はそういうところなんです。
川村透かわむらとおる
川村透事務所 代表
「ものの見方を変える」という視点の転換を切り口に、モチベーションアップ、チームビルディング、リーダーシップ、コミュニケーション、問題解決など様々なテーマで講演、研修を行う。自身の体験と多くの研修・講演…
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