今回のテーマはお客様より信頼をいただく為の営業パーソンのマナー第八回目です。
今回は<顧客への手紙編>第五回目『筆記具(万年筆・ボールペン・毛筆)の使用場面について』のポイントを勉強致しましょう。
本題の前に前回のおさらいをいたします。
『書く書式(縦書き・横書き)の使用場面について』のポイントを勉強致しました。
縦書き、横書きのメリットとデメリットについて学習いたしました。
縦書きは、正式な手紙として最適です。特に<お礼状><お詫び状>などは必須として考えてください。
横書きはこのところ大変多くなってきております。それは何より書きやすく、封筒も<洋封筒>を使用する方々が多く、必然的に横書きが主流になりつつあります。気軽な時候のご挨拶なども横書きにする傾向が強くなってきております。
では本題です。
『筆記具(万年筆・ボールペン・毛筆)の使用場面について』
手書きの手紙を書くことは、書き手の思いを文字に込めることが出来ます。
上記の3アイテムの筆記具にはそれぞれ特色があります。
それらをどのように使用することがベストなのかを説明いたします。
*万年筆
手書きの手紙に一番に使用されています。
文字のクセが出ますが、これが逆に個性を表します。
私は、仕事に関する手紙は黒色インクを、日頃のご挨拶にはブルーのインクを使用しています。
*ボールペン
外国ではとてもポピュラーです。ただ、日本では味気ない感じに取られやすい傾向があります。<商品説明>や<仕様説明>などには適しますが、ご挨拶などには不向きです。トピックスとしては、日本では黒色が一般的ですが、外国ではブルー色が基本です。理由はさまざまですが、サインが主流の文化なのでコピーができないブルーが基本のようです。
*毛筆
昨今、年賀状のほかは通常の手紙に毛筆を使用することはとても少なくなってきました。
しかし、<お礼状><お詫び状>は毛筆が正式ということを忘れないでください。特に目上の方へ心を込めて毛筆した手紙は、先方様から好印象いただくこと間違いないです。是非、挑戦してみてはいかがですか。
*手紙編のまとめ
皆さまと<顧客への手紙編>を第五回にわたり勉強いたしました。
顧客への情報伝達はメールなどが日常ですが、手紙は顧客の手元に残り何度も読み返しが可能です。ベストセールスパーソンは日頃から顧客への手紙を書く習慣をつけている方が大変多いように思います。それぞれの組み合わせを考え、積極的に手紙を書くことが、顧客より信頼をいただく最大のツールと考えます。
さあ、手紙を書きましょう。
セールス職 精進されてください
伊吹晶夫いぶきあきお
三越伝説のトップ外商
百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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