こんにちは。伊吹でございます。
今月は顧客開拓に必要な視点、 ズバリ、「ジグソーパズル」です。
人は必要な商品、サービスを買い求めて現在の生活がなりたっています。
人間、全ての物を自給自足できる人はいません。
例えば、あなたが朝食に食べているパン。
食卓に上がるまでには様々な専門家の力が必要です。
- 1.麦の種を育てる種屋さん
- 2.畑を耕す農機具メーカーさん
- 3.麦を生産者する農家さん
- 4.麦を粉にする製粉業者さん
- 5.小麦粉を運ぶ運送会社さん
- 6.販売店舗をつくる工務店さん
- 7.火事や不慮の事故に備える保険屋さん
- 8.パン屋さん
- 9.焼釜をつくるメーカーさん
- 10.商品陳列用のガラスケースメーカーさん
- 11.会計をスムーズにするレジスターメーカーさん
- 12.商品を入れるビニールや紙袋などの包装メーカーさん
などなど…。
ざっと挙げただけで10以上の専門家が携わっています。
彼らの商品・サービスがあるからこそ、安心して美味しい朝食が食べられるのです。
一次産業からはじまり二次、三次産業へどの業者の商品提供が欠けても製造がスムーズに回らなくなります。
この潤滑油たる者がセールスマンではないでしょうか。
どの業種においても顧客数が増えれば売上高を上げる要素が増えるのは当然で、「顧客開拓」は必須となります。
コラムをお読みいただいている方々も 日々努力されておられることでしょう。
お客様は「ジグソーパズル」
世の中は様々な業種のつながりで回っているのではと冒頭にお話ししました。
パンを販売するにも、10以上のピースが揃うことで、商品として流通させることが可能です。
お客さまは空いたパズルのピースを埋める「商品・サービス」を求めているのです。
したがって、顧客開拓にはこの空きピースを見つけ出す「洞察力」が必要です。
洞察力が強い人。つまり、ニーズを読める人が「顧客開拓力」の強いセールスマンとなるのです。
これからつぎつぎにお得意様づくりの「伊吹流の技法」をお話させていただきます。
健康に気をつけられて「商い」に励んでください。
伊吹晶夫いぶきあきお
三越伝説のトップ外商
百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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