2009年1月
思い立ち、日光東照宮に行ってきました。
家族に聞くとみんないったことがあるといいます。
クライアント先に行く道路標識に直進、
日光街道と書いてあることに惹かれていました。
気になっていることは、遣り残さないでおく、これが今年の目標。
そこで、今年の仕事始めは、日帰り東照宮詣です。
気になっていたことが、一つ完了した日でした。
さて、皆さんには、どのような思い込みがありますか?
実は、日光東照宮、観光雑誌や駅のポスター、
もちろん学校の歴史や美術の教科書で、
見て知っているところです、が。
絢爛豪華な社殿や山門は、たった7色の色使いであるとは。
何色の色が使ってある果などに気を回したことはなかった。
陽明門を入る前の狛犬が、逆立ちをしているとは。
狛犬は、鎮座しているものと思っていた。
日光東照宮奥社の門番である眠り猫は、参道を左側から見ると決して寝ていない。
険しい顔である。右に進むにつれてやさしい眠り顔になっているとは。
寝ているものばかりと思っていた。
家康公を奉る奥社に行くには、
200段の階段を上っていかなくてはならないとは。
本社の中に奉られているものと思っていた。
(階段の途中、上を仰ぎまだかと思う辺りに、
「人生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず」
東照宮御遺訓と立て札がある。なるほど。)
これらの思い込んでいたことは、
私自身に予備知識がなかった言えることかもしれません。
が、新しいことを発見する、知ることは、なるほど!と実に面白いことです。
茶筒や海苔の缶は、上から見ると円形です。
が、側面から見ると長方形です。
人と人との関係性が希薄になっている今、
自己の都合で眼に入れていないことが、多くあるかもしれません。
自己解釈の思い込みで希薄にしているのかもしれません。
眼を大きく見開いて、見落とさずに見ることで、
物事のきっかけを作ることができる、そして掴む。新しい展開が起こる。
あなたが思い込みをしていることは何ですか?
思い込みから脱却すると、新しい風を感じます。
そんなことを考えた日光東照宮詣でした。
青柳教恵あおやぎみちえ
OFFICEAOYAGI 代表
人生100年時代を生きる人と組織、社会の成長を願って。 自分らしく生きるための「仕事」「生活」「サードステージ」のヒントを人材育成研修講師・キャリアコンサルタントの視点で提供していきます。 日本航…
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