今回のテーマは、顧客来店時での・店舗・ショールーム・展示会場などの基礎知識第三回目です。『商談のエンディングとお見送り時のポイント編』について勉強致しましょう。
本題の前に前回のおさらいをいたします。
『ご来店時の接客ポイント編』について勉強致しました。ご来店時での接客ポイント8項目を学びましたね。特に重要なことは顧客の前は舞台、しっかり営業職を演じることです。時間は何時までお付き合いいただけるのか確認。売り急がないこと。押し売りと感じさせるトークは禁物。商談で収集した顧客情報の整理、などを勉強いたしました。
では本題です。
『商談のエンディングとお見送り時のポイント編』
商談は進み、成約いただくケースと再商談、そして不成立のケースと三通りに大別されます。
そこでのポイントは以下です。
1.成約のケース
成約内容の全てを顧客に確認いただく。(支払い関係・納期関係など)
2.再商談のケース
次回までに用意する項目の確認。(成約にいたらなかった項目の整理)
3.不成立のケース
成約にいたらなかった理由の整理。
上記の三通りはどのケースも素直に受け止めましょう。
いよいよ商談のエンディングです。
<言葉>
1.本日商談の時間をいただいたことへの感謝の言葉をしっかり申し上げましょう。
2. 今後、販売アイテムに関しての質問や相談など何なりとお声がけいただけるようお話しましょう。
3.次回の来場を歓迎する言葉などの発信を忘れないでください。
<行動>
1.本日商談させていただいことへの感謝を身体いっぱいに表現。
凛とした姿で、お客様の目を見て深々とお辞儀をしよう。
2.お別れする最後まで行動を共にしよう。
出入り口までお見送り、駐車場までお見送りは大切な営業の最終章、気持ちを引き締めて商談を閉じよう。
3.「お客様の後姿に目がついている」と云われます。
基本、お姿が見えなくなるまでお見送り姿勢をしよう。
<まとめ>
商談は営業パーソンの舞台です。
しっかり事前準備して前章・本題・エンディングまで常に完璧をめざしましょう。
セールス職 精進されてください。
伊吹晶夫いぶきあきお
三越伝説のトップ外商
百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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