クールビズへの衣替え～“営業パーソンの皆様への応援メッセージ”（14）～

今回のテーマは
『舞台衣装・営業パーソンの衣替え～何がPOINTか！』

◎＜クールビズ＞への衣替え
・＜ワイシャツ編＞談義
・＜靴＆靴下編＞談義
コーディネートPOINTをアドレスいたします。

毎回、順をおって説明してまいります。

現況把握

感染者数の伸びは緩やかに減少してきましたが、現在80万人程になりました。主要都市に発出されておりました＜緊急事態宣言＞が＜蔓延防止等重点処置＞と変更されましたが、コロナウイルスへの緊張感は何ら変わっていませんね。この中で五輪が開催されるようで、感染拡大を心配しておられる方々が多いのではないでしょうか。ワクチン接種への期待も大きいのですが、私達はただただ一生懸命に感染予防に努めましょう。
最大限の防御をして是非とも感染しないようにいたしましょう。

前回のおさらい

本題の前に前回のおさらいを致しましょう。
『舞台衣装・営業パーソンの衣替え～何がPOINTか！』

◎＜クールビズ＞への衣替え
・＜スーツ編＞談義
・＜ジャケット・パンツ編＞談義
コーディネートPOINTを勉強いたしました。

●＜スーツ編＞（上下・同じ生地使用）談義

• 素材は通気性の高いものを選びましょう。
• 「このスーツにノーネクタイで似合うか？」意識して選品を。
• 上着を脱いでいる時間も多く、シワになりにくい素材を選びましょう。
• 明るいカラーは夏の爽やかさの演出に好適、濃いカラーは重いように感じますが意外におしゃれの演出に活かせます。
• 上着の裏地、多いのは＜背抜き＞仕様で背中の半分、通気性に優れていますがシワになりやすい。＜総裏＞は通気性には劣りますがシワになりにくい。
• スラックスは常にプレスを、ズボンプレッサーがおすすめ。理由は生地の風合いを壊さない。
• スラックスは、裏地を確認、夏場の脚の汗をこの裏地で食い止めます。
• 下着をトランクスかブリーフの上に、ロングパンツ（ステテコ）の着用をおすすめ、汗での付着防ぎます。

●＜ジャケット・パンツ編＞（上下・違う生地使用）談義

• ビジネスシーンでのコーディネートをしっかり意識してまとめよう。「遊び着」とならないよう十分な気配りを。
• 基本的には上着、スラックスどちらかを無地にする方が良いと思います。上下を柄物にすると清潔感を演出できる。
• 上着を無地でまとめ、スラックスをストライプやチェック柄などでまとめると、お客様から安心感をいただける装いになると思います。
• 上下の素材の組み合わせ、異素材の組み合わせも楽しめます。

＜クールビズ＞への衣替え

◎＜クールビズ＞への衣替え
・＜ワイシャツ編＞談義
・＜靴＆靴下編＞談義
コーディネートPOINTをお伝えいたします。

●＜ワイシャツ編＞談義

• 汗の吸収の良い素材を選ぼう。肌着を着用しない方も多いですね。ワイシャツで汗取りしますのでしつかり意識して選びましょう。
• 天然繊維は綿、麻、シワになりやすいですが通気性は最高です。
• 化学繊維でも冷感仕様はあります。ただ汗の吸収はやや劣ります、シワになりにくいのが利点です。
• 半袖、通気性はもっとも優れています。だだ、上着を着用するシーンがある際は、袖部分の裏地が肌にくっついてしまいます。
• クールビズの時期でも特別な商談やプレゼンはあります。長袖はシーンを選ばない。上着を着用する際には長袖がベストです。
• 普段着用のワイシャツをノーネクタイで着用することが多いと思いますが、やはりセンスアップは出来ません。
• ポケットのバリエーション、例えば・ノーポケット・両胸ポケット・ふた付きポケットなどは、お洒落効果は大です。
• 衿やカフス、前立てなどにカラーの布地をアクセントにしたワイシャツは最近の流行かと思います。ノーネクタイの時は個性的な装いになります。

●＜靴＆靴下編＞談義

• ビジネスシーンの靴は大きく変化しています。革靴で底も革が最も基本的なビジネスシューズでした。しかし最近は、表部分は革、底部分はスニーカー使用のように足元のカジュアル化が進んできていると思います。
• クールビズがますます浸透してくると、今迄の靴から一歩踏み出したファッションが、個性的な演出に生かされてきているのではないでしょうか。
• スニーカーではない、布地（キャンバス生地）のひも付きビジネスシューズも個性的なお洒落を演出できます。
• クールビズは靴下がポイントと考えます。ビジネス用はお休みさせて、カジュアルタイプの無地をおすすめいたします。
• 靴下の素材も天然繊維の綿、麻に化学繊維のポリエステルなどの混紡が良いと思います。天然繊維のみですと、洗濯でのちぢみが大きくなってしまいます。

まとめ

重ねて申し上げますが、クールビズのコーディネート、ややもすると「プライベート」と同じとなってしまいがち、ビジネスシーンを意識してしつかりと選品されてください。
コロナウイルス感染症、くれぐれもご用心いただきお過ごしください。
セールス職の皆さま常に応援いたしております。
次回を楽しみお待ちください。