目次
今回のテーマは
『お客様宅 訪問時 基本マナー Part 2』
<お客様宅 玄関先でのマナー>
<応接間でのマナー・洋室 和室>
<出されたお茶のいただき方>
勉強いたしましょう。
<現況把握>
コロナ感染者は全国に拡大し感染数はついに170万人に迫っています。皆様ご承知の通り、幸いなことに徐々にですが感染者は減少傾向になりつつありますが、ただ医療体制がひっ迫はいまだに解決されてはおりませんので心配は続いています。もちろんワクチン接種への期待も大きいのですが、今出来ることの最大限の感染防御に努め、是非とも感染しないようにいたしましょう。
前回のおさらい
本題の前に前回のおさらいを致しましょう。
『お客様宅 訪問時 基本マナーPart1』
<アポイント~事前準備~インターフォンを押す前>
順をおって勉強いたしました。
●アポイントをとる。
- お客様宅を訪問する時は、必ず事前に連絡をしましょう。
- 事前連絡の際、「目的」をハッキリと申し上げ、ご都合の良い日、訪問時間のご指示をいただこう。
- 訪問時間は「朝早く」や、「昼食の時間帯」「夕食の時間帯」は避ける。午前中なら10:00~11:00 午後なら13:00~16:00がベストです。
- お伺いしてから、だいたいの予定所要時間をお伝えすることは親切です。お客様もその後の予定を立てやすくなります。
- 複数人で訪問する際は、人数もお伝えしましょう。お客様も準備が、それによって変わってきますね。
- あまり先のアポイント、お客様が忘れてしまうことがないよう、そのような際は、直前に再度確認の電話を入れると親切です。
●訪問に際して事前準備
- 行き方(交通手段)を地図や路線図で、移動時間を確認し余裕を持って出かけましょう。
- お伺いがマンションやビルの際は、何階の何号室など再度確認しておきましょう。
- 事前の身だしなみを整える。当日の服装、履物、鞄などをチェックしましょう。
- 訪問に必要なものを事前に準備し、地図や電話番号はすぐに確認出来るようにしておきましょう。
- チェックリスト作成は忘れ物防止にはとても有効です。
●インターフォンの押す前に
- 訪問宅へは早めに着いて(インターフォンはまだ鳴らさない)出来れば、約束の時間の10分前くらいには到着し、身だしなみを整え、携帯電話はマナーモードにします。コートやマフラーがある時はお宅へ入る前に脱いでおきましょう。雨天の場合、傘などはきちんと巻いて傘立てに、室内に水滴が落ちないよう気を使いましょう。
- 特別なことが無い限り、約束時間より3~5分ほど遅めのインターフォンがおすすめ、約束の時間より早く到着するのは、逆に失礼にあたります。(特にご婦人宅のお伺いは、特に注意いたしましょう。お詫びでお伺いの時は、約束の時間ちょうどのインターフォンが良いです。
- インターフォンを鳴らし、氏名を名乗りましょう。
お客様がなかなか出てこない時も、何度もインターフォンは鳴らさないこともポイントです。
『お客様宅 訪問時 基本マナー Part 2』
今回のテーマは
『お客様宅 訪問時 基本マナー Part 2』
<お客様宅 玄関先でのマナー>
<応接間でのマナー・洋室 和室>
<出されたお茶のいただき方>
勉強いたしましょう。
●玄関先でのマナー
- 玄関は、そのお宅の「顔」とも言われ、それだけ玄関での所作は重要なポイントとなります。一つひとつの動作を意識して行ってください。
- 玄関での挨拶は簡単にすまして、正式な挨拶は入室してからです。
- 玄関の<上がりかまち>は正面向きで上がる。後ろ向きで上がれば履物を直さなくて済むという考えの方、これはマナー違反です。
- 履物は揃えて脱いで正面向きで上がります。相手にお尻を向けないように、かがんで履物の向きを直してから玄関の隅の方に履物を置きます。膝をつけての行動の方が、体がふらつかないので安定感があます。
●応接間でのマナー・洋室 和室
- 洋室に通された時は、相手に席を指定されない限りは下座(入口の近い席)に座るのがマナーです。ご挨拶は椅子から立ち上がり、日頃の感謝と本日時間をお取りいただいた事への感謝と今日の目的を話しましょう。
- 洋室でも和室でも、テーブルや座卓に鞄や荷物を置くのは失礼にあたります。手荷物がある場合は、足元に置くのが礼儀です。
- 座布団をすすめられた際には「失礼いたします」と申し上げてから座りましょう。
- お相手が入ってこられたなら正式なご挨拶をいたしましょう。例えば「いつも大変お世話になっております。コロナ禍の中でございますがお変わりございませんか? 本日はお時間をお取りいただき有難うございます。どうぞよろしくお願いいたします。・・・・・」
- 和室に通されるケースもたまにあります。特に注意点は「畳の縁は踏まない」、昔は「家の顔を踏むようなもの」と言われた時代もあったそうです。
●出されたお茶のいただき方
- お茶をお出しいただいたなら、早めに口をつけるのがマナーです。
- ふた付きの日本茶の場合は、ふたを開ける時に、ふた裏の水滴が垂れますので、茶碗の内側にそっと添わせて落とします。ふたは茶碗の右側にふた裏を上しておきます。
- 冷たい物をお出しいただいた場合、グラスがコースターに乗って出されます。水滴で密着していることもありますので、意識して少し傾けて確認してからグラスを持ち上げましょう。
- 最低限のマナーとして「いただきます」とお声をかけましょう。
- 基本的には出されたお茶は、すべて飲み干すことがマナーですが、あまり早く飲み干すと相手に何度も注がせる手間をかけてしまうので、ペースを考えながら飲みましょう。
<まとめ>
次回も順をおって下記項目を勉強いたしましょう。
・おいとまする時のマナー
・訪問後の対応も大事
コロナウイルス感染症、くれぐれもご用心いただきお過ごしください。
セールス職の皆さま常に応援いたしております。
次回を楽しみお待ちください。
伊吹晶夫いぶきあきお
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