今月のテーマはお客さまとの出会い。 ズバリ、「セールスは浪漫」です。
セールス職は商品・サービスを販売することが“生業”です。
お買い上げいただいた商品を通してお客様の満足感と幸せを提供することができます。
「人との会話がイヤだ。」と言うことが無いかぎり、セールス職はどなたでも取り組んでいける仕事ではないでしょうか?
「人間は十人十色」と申します。人それぞれ、セールスのスタイルがあり、どなたでもお客様づくりは可能です。そして、それにはお客様との出会いが必要不可欠。当たり前のことですね。
著名な僧侶 奈良薬師寺管長 (故)高田好胤師はお説教の中で、「人の出会いに偶然はない。すべて必然。」と説いております。
私は現役時代に多くの僧侶、宮司など宗教界の方々とのご縁をいただき仕事をさせていただきました。
その方々との出会いの際、 「人それぞれ、出会いのページを持っていて、お互い様にお会いさせていただくのは、会うべくして会っています。どうぞよろしくお願いいたします。」とのお言葉をいただきました。
皆様は好胤師と同じように“出会い”は必然という感覚をもっておりますか?
若輩者であった私は“セールスのための出会い”に夢中で、そのように考えたことはございませんでした。
私のお客様は年齢の高い方が多く、若かった私は何を話してよいか分からず、構えてしまっていました。
結果、お客様とのセールストークはいつも引っ込み思案でよいご提案をできず売上も伸び悩んでおりました。
皆様もこういう場面はございませんか?
しかし、このお説教の教えをいただき、背伸びの無い素直な気持ちでお客様との会話を楽しむ余裕が生まれました。
そして、私のために時間をおとりいただいたお客様へ感謝の心が強く芽生え、必然的にお会いさせていただいたお客様へのご提案や商品説明が十分に出来るようになったのです。
人と出会える確率は73億分の1。
人の出会いからセールスが成立することは“浪漫”ではないでしょうか。
自分自身のセールスの積み重ねが「売上」という形で評価いただける。
この喜びを皆様とともに噛みしめようではありませんか。
是非ともセールス職に精進されてください。
伊吹晶夫いぶきあきお
三越伝説のトップ外商
百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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