今月はセールスを成功に導く小さな気遣い。
ズバリ、「おまけ付き」の接客です。
本題の前にセールスの心構えのおさらいです。
目の前のお客様とお会いする機会をいただきましたことに、
まず感謝の心を待ってください。
これからお話をさせていただく「おまけ付き」の接客は
お客様への感謝の心がなければ、役に立ちません。
店頭なら、数多い店舗の中から当店を選んでのご来店に感謝。
外商セールスならば、私の為に時間をお取りただいた感謝を忘れないでください。
この「感謝」の気持ちを持つことでセールスマンの言動と態度は大きく変わります。
では本題です。
接客でのポイントは「この人何か違う」と感じて下さることがとても大切に思います。
人それぞれ感性が違います。私たちは五感をフル活用して、
今ここで何を話しどのような気遣いが必要かを常に考えながらの接客を心がけましょう。
それが「おまけ」付きの接客となります。
「おまけ」は顧客づくりに重要なツールです。
・現品おまけ:主たる商品お買い上げの方にオプションをつけ、特別感を提供する。
・値引き:価格より値引きし、お得感を提供する。
・商品説明:しっかりと商品説明メリットとデメリットを伝え、安心感を提供する。
・名刺を渡す:何か質問はいつでもこちらの携帯へ連絡をと伝え、信頼感を提供する。
などなど。
そして、最も大切なおまけ。それは「言葉のおまけ」です。
私は「言葉のおまけ」が出来るセールスマンが成功の鍵をにぎっていると考えます。
皆さんはご自身のキャラクターに会った「言葉」を持っているのではないでしょうか。
また、日々の生活の中に他人の方々から気持ちの良い言葉などいただいておりませんか?
これをストックしておき自分流にアレンジして使いましょう。
【言葉のおまけの例】
・とてもセンスが良ろしいですね。
・素晴らしい会社にお勤めですね。
・お忙しいくていらっしるのですね。
・ご趣味が多彩ですね。
・素敵なご家族ですね。
・可愛いお子様ですね。
・とても素敵なところにお住まいですね。
・天候への気遣い(雨・暑さ・寒さなど)
また、「お世辞」も大事な手法の一つですね。
最近、気持ちの良い「お世辞」が少なくなっていると感じます。
これは大変さみしく思います。
お世辞にはネガティブな印象をもたれる方々も多いと思いますが、
ポジティブな“お世辞”とネガティブな“世辞”はお客様への感謝の心があるかで差がでます。
お世辞を避けるのではなく、上手に付き合うことが肝心です。
目の前のお客様に「おまけ付きの接客」のプラスアルファーの心遣いを
心がけることがセールスマンの成功の要素です。
年の初めにあたり、今年も素晴らしお客様との出会いがありますことお祈り申し上げます。
セールス職に精進されてください。
伊吹晶夫いぶきあきお
三越伝説のトップ外商
百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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