今月のテーマは『身だしなみ』についてです。
お客様に好感をもっていただける身だしなみの基本ポイントを勉強しましょう。
本題の前に前回のおさらいをします。
専門店は「1000の質問に答えること」が大切。
担当アイテムについてしっかり勉強し、お客様へ提供することが最大のサービスです。
どの様な質問にも答えられるよう、日々の研鑽に努めましょう。
では本題です。
セールス(営業職)はお客様の前で商品説明をします。
その際に自然体で身構えること無くお聞き下さるよう『身だしなみ』を整えることが大切です。
ややもすると、お買い上げを考えていたお客様が、セールスの方の無頓着な身支度により
他店へ行かれてしまうケースも多々有ると思います。
よくある例かもしれませんが、商談の際に、きれいなワイシャツ、
よく手入れされたスーツの方と、シワがついたワイシャツ、よれよれのスーツの方では、
お客様の立場からしてどちらと取引をしたいでしょうか?答えは言うまでもありません。
実は私は売る気満々のセールスマンで、売ること以外には無頓着でした。
しかし、多くのお客様とお会いさせていただき、その方々から沢山のことを勉強させていただきました。
その中で特に『身だしなみ』の重要性を学ばせていただきました。
下記は私がお客様にお会いする際に気をつけている身だしなみのチェックリストです。
<身だしなみチェックリスト>
・スーツ チェック(折り目・シワ・汚れ・匂い)
・ワイシャツ(シワ・襟、袖口汚れ)
・ネクタイ(連日使用しない・汚れ・糸の飛び出し)
・靴(毎日靴磨き・靴底も綺麗に・靴ヒモ綺麗に)
・小物(ペン・鞄・ベルト・ハンカチ・ティッシュほか)
・体毛(髪・眉毛・鼻毛・髭)
・細部(歯汚れ・口臭・体臭・爪切り)
・立ち姿(背筋をピンと伸ばす)
毎日のチェックを「ルーティン」としてみましょう。
全ては セールスマンがお客様よりの信頼、信用をいただく為のツールです。
どうぞ、手抜きの無いよう自分自身の最高の『身だしなみ』を心がけて行きましょう。
次回からは各アイテムについて、詳しくアドバイスさせていただきますのでお楽しみに。
セールス職 精進されて下さい。
伊吹晶夫いぶきあきお
三越伝説のトップ外商
百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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