おこりんぼうのママじゃなくなる魔法の言葉

　　　「子どもはそのままのあなたに会いたくて、
　　　　そのままのあなたに育ててもらいたくて、
　　　　あなたのもとに生まれてきました。
　　　　だから欠点もあるがまま、
　　　　そのままのあなたで育ててあげてください。
　　　　多少怒りっぽくてもかまいません。
　　　　怒鳴ることがあってもかまいません。
　　　　でも、
　　　　あなたがいくら理不尽に怒ろうと
　　　　子どもはその度にあなたを許してくれているということ、
　　　　たとえどんなに叱られても
　　　　そのままのあなたが大好きだということ、
　　　　そして変わらずに愛し続けてくれているということ、　
　　　　そのことだけはどうか忘れないください。」

愛知県豊田市の講演会でそのようにお話ししたところ、
あるお母さんが私のブログにこんなコメントを寄せて下さいました。

　　「今までは子どもに対してあまり怒らないようにと注意をされてきたので、
　　『おこりんぼうのママでもいいんだよ』って言葉を聞いて
　　とても心が楽になりました。
　　家に帰って今までやりたくてもできなかった
　　「おひさまの笑顔」が出来ました！
　　今まで頑張って明るいお母さんをやろうとして、でもできなくて・・
　　の繰り返しだったのが、とても楽に出来たんです。
　　『おこりんぼうのママでもいいんだよ』というのは
　　おこりんぼうのママじゃなくなる魔法の言葉だったんですね。」

そのままのあなたでいい。
そのままのあなたで愛されている。
この言葉は、人を癒し、楽にし、元気にします。
そして不思議なことに『変わる力』を与えてくれるのです。

「あるがままに、そのままに」、
英語にすると「　Let  it   be   」。
ビートルズの名曲「　Let  it   be   」があんなに心に響くのは
決して偶然ではないのです。