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一般に、報告・連絡・相談のことを略して「報・連・相」(ホウ・レン・ソウ)と呼びます。これは、ビジネスシーンにおいて重要な事柄だと考えられてきましたし、今でも十分重要なことです。しかし最近、このホウ・レン・ソウのセオリーがビジネスシーンにおいて危機的状況にあります。
ホウ・レン・ソウとは、新入社員のビジネス入門における基礎中の基礎でした。しかし今、その基礎といわれていた部分が新人研修のメインとなりつつあるのです。昔が良かったとはもちろん言いません。ただ、今のビジネスがホウ・レン・ソウなしでも、ある程度成り立ってしまうという点に落とし穴があるのだと思います。
ホウ・レン・ソウのできない部下に対して、上司が思うことはいくつかあります。
(1)何を相談したらいいのか、何を連絡すべきなのか、報告だけでよいのか、などの<判断力>が育たない。
(2)相談の内容も、自分の意見もなく、<指示>を求める相談になってしまう。
いろいろある中で上記の2つが最も悩ましい部分ではないでしょうか。2つに共通しているのは、部下が「自ら考える力」が育っていないということです。自ら考える力は、経験によって成長する部分もあるので、すぐできるようになるものだとは思いません。ですが、自ら考えようとする「姿勢」がないというところに、上司のイライラは募ってしまうのです。また、コミュニケーション力不足という問題点も挙げられると思います。ホウ・レン・ソウをする際の伝え方がうまくいかないというケースです。自分で考えているものの、そのことを伝えるスキルが足らない。いずれにしても、上司のイライラを誘います(笑)。
では、こうした場合どうしたらよいのでしょうか。インターネットの発展により、生身のコミュニケーション能力不足がすべてを引き起こしていると考えられます(上記に挙げた問題点もその部分を浮き彫りにしています)。 まず社内で簡単にできることとしては、チェックシートを作ってあげることです。最低限のマニュアルのようなものです。電話対応の時には、これだけは必ず聞けるようにしておきなさいという項目をピックアップしておくのがよいでしょう。新入社員はそのチェック項目を埋めていくことで、何を聞かなくてはならないのかを身につけていくことができます。
また、コミュニケーション能力を育てるために、相手に伝わる話し方・書き方を身につけさせる場の提供をすることが必要です。毎日のミーティングで、その日の目標や、前日に学んだことを発表させたり、何かを体験させたらレポートを出させる、スピーチをさせる。どう伝えたらいいかを考えるときに、自ら頭を回すことも同時にするのでこの方法は効率的だと思います。ただし、この場合は新人に自分にそういう課題があることを意識させ、新人自身もその意識を常に持ち続けなければ、成長できません。人の意識を変えるということは、なかなか労力のいることです。人にやらされている「タスク」になってしまっては、自分で考えることや、それ以上の成長に自ら歯止めをかけてしまうことになります。わかっていても意識を変えることは苦しい作業なのです。 しかしながら、意識さえ変われば、その先には劇的な成長が待っています。人は意識するだけで、必要な情報収集ができるように脳が造られているという話もあるほどです。自ら意志を持って、意識を変えていこうという意欲を失わないことが一番大切なことなのではないでしょうか。
さて、講演依頼.comでは「ホウ・レン・ソウ」の達人を養成するコミュニケーションプログラムをご紹介しています。今や研修も上司が伸びて部下を育てる時代ではありません。部下から伸びて、上司を動かし、会社を盛り上げましょう!
(2008年5月27日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
いまやリーダーシップと同じくらい重要な「フォロワーシップ」を強化する!
上司を動かす「部下力」強化研修(コミュニケーション強化)
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