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「先日、電車の中でこんな会話を聞きました。会話の主は、どうやら新入社員かビジネスマン2年生のようです。
A「この間、ミスしちゃって主任に怒られてさ」
B「そうか、やっちゃったか」
A「それでさ、主任がミスする度に毎回
『失敗しないようにするためには、どうしたらいいと思う?』て聞くんだよ。」
B「それでなんて答えたの?」
A「一回目はちゃんと答えたよ。こういうところを確認するようにします、とかさ」
B「それで?」
A「でもやっぱりミスしちゃうんだよな、慣れないから。
その度に毎回同じ質問するんだよ。『失敗しないようにするためには、どうしたらいいと思う?』って!」
B「ちゃんとチェックするようにします、としか言えないよなー」
A「そうなんだよ。でも毎回同じ答えだとまた怒られるんだよな」
B「じゃあ、同じ質問するなって感じだよな!」
みなさんの会社でももしかしたら、こんな会話が繰り広げられているかもしれませんが・・・(笑)。
こうなってしまったのには、何も彼らだけのせいとは限りません。おそらく彼らの上司である主任はコーチングを学んでいると推測できます。しかしながら、この主任は「コーチングはとにかく質問する」という理解をしているために、質問をするという行動ばかりにとらわれ、同じ質問を繰り返ししてしまったばかりに上記の会話のような状況が生まれてしまったと考えられます。これはまさに<コーチングの罠>です。
著書などで独学でコーチングを勉強された方が陥りやすい罠なのですが、確かにコーチングの要素の中には<質問をする>という行動は重要なものとして伝えられています。しかしながら、とにかく質問をする!というような理解ですと、こうした結果に陥ってしまうのです。実践レベルでコーチングを活用するときには、<指示>もコーチングスキルのひとつとして使う場面もできてきます。
本当に実践で使えるコーチングとは、そんなに単純なものではないのです。このケースにしてももう少し毎回の質問の投げかけ方を工夫するなど方法はいくつもあったとおもいますが・・・。
講演依頼.comでは、確実に実践で使えるプログラムを多数ご紹介しております。
(2010年5月26日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
管理職に必要な<コーチング><部下とのコミュニケーションスキル>をみっちりと!
マネージャー養成プログラム (講師:大野洋子)
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