淵邊善彦

淵邊善彦ふちべよしひこ

弁護士

淵邊善彦

企業の合併・買収（M&A）や業務提携は、企業と企業が付き合い、結婚するようなものです。いまだにM&Aについては、敵対的買収のような怖いイメージや誤解がありますが、日本経済の閉塞感を打破するために、大企業だけでなく中小企業も積極的に「婚活」すべき時期に来ています。M&Aや業務提携を使ったビジネス展開やそれに伴う法的問題点を分かりやすく解説し、日本企業に元気になってもらいたいと思います。中小企業や地方企業にとっても、海外企業と「国際結婚」して飛躍するチャンスがあります。ビジネスマンは誰もM&Aに無関心ではいられない時代なのです。

講演ジャンル

出身・ゆかり

専門分野

コーポレート（会社法）／M&A／環境法／知的財産権（産業財産権）／国際取引・国際通商／一般企業法務／M&A／国際取引

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経歴

1964年: 広島県生まれ
1983年: 鹿児島県加治木高校卒業
1987年: 東京大学法学部卒業
1989年: 西村眞田（現　西村あさひ）法律事務所勤務
1995年: ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン（LL.M.）卒業ノートン・ローズ法律事務所勤務（ロンドン・シンガポール）
1998年: 日商岩井株式会社（現　双日）法務部出向
2000年: TMI総合法律事務所にパートナーとして参画
2008年: 中央大学ビジネススクール客員講師
2013年: 同客員教授（～2022年3月）
2016年: 東京大学法科大学院教授（～2018年9月）
2019年: ベンチャーラボ法律事務所　開設
2022年: YOXO BOX、NEXs Tokyo　メンター登録

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主な講演テーマ

話題の実例から学ぶM&Aの基礎知識～M&Aの流れと実態を知る～

M&Aの実務経験豊富な弁護士が、パナソニックと三洋電機の経営統合の成功や、キリン・サントリーの失敗などの実例を取り上げ、M&Aを「結婚」に例えながら、基礎知識と一連の流れをわかりやすく解説します。講師の著書『企業買収の裏側～M&A入門』（新潮社）では書けなかったトピックスや、最新の動向についてもお話しします。M&Aの基本的な知識を得たい方、M&Aの大きな流れをつかみたい方、断片的な情報だけではわからないM&Aの実態を知りたい方にお勧めです。対象は、大企業の経営者向き、中小企業の経営者向き、一般ビジネスマン向き、学生向き、弁護士・会計士等の専門家向きなど、受講者に応じてアレンジします。（1）M&Aの基礎知識・M&Aの流れを結婚にたとえて・最近の傾向（2）M&Aの成功事例・失敗事例・出会いにおける留意点・結婚前夜の留意点・結婚後の留意点・パナソニック・三洋電機の成功事例・キリン・サントリーの失敗事例・大和証券SMBC の合弁解消の事例

M&Aによる成長戦略

M&A（企業買収）を結婚にたとえながら、企業の成長戦略を解説する。

知的財産を生かした経営戦略

技術提携によるイノベーションを目指す際の法的問題点を解説する。

クロスボーダーM&Aによる海外戦略

海外企業とのM&A・アライアンスによるグローバル展開に関する法律問題を解説する。

海外展開・進出における法的留意点と事例検討

ジャンル: ：海外展開
聴講対象者: ：企業の法務担当者

日本企業にとって海外企業との取引や海外進出は日常的になっているが、十分な調査や契約書の締結を行わずに安易に行われている傾向がある。そのため、後日思わぬ紛争が生じる、多額の損害が発生するなどにより、撤退せざるを得ないケースが後を絶たない。本セミナーでは、海外取引に慣れていない企業の法務担当者向けに、最低限押さえておきたいポイントを解説し、失敗事例を基にどうしたら成功できるかを検討。

Ｍ＆Ａと関連法務～事例から見る実務のポイント