企業の不祥事が無くならないことから経営理念に再び注目が集まっています。しかし、不祥事を起こした企業の経営理念を確認してみると、人々の共感を得るに足りる素晴らしい思いが込められています。それにも拘わらず、不祥事が無くならないのはなぜでしょうか？経営理念の共有化が不十分であたり、経営理念に基づいた組織の仕組みの構築、組織文化の醸成など変革が図られていないからです。経営理念は企業の存在意義であり、長期に渡って繁栄している企業には、社是社訓、経営理念、ミッションと呼び方は異なっても大切にしている価値観があります。経営理念を起点として活力ある組織への変革推進の具体的な考え方と進め方を提供していきます。

好業績企業の経営は社員1人1人の元気に支えられています。日本には、経営を取り巻く環境、社会不安、リスクに苛まれることなく、よい業績を出し続けている「好業績企業」があります。このような好業績企業には、人や組織を動機づけし、社員が自律的な活動をすることを促す有効なマネジメント方法があります。好業績企業の事例に学び、個人、チーム、組織が高い成果を生み出していく企業へと変革していく方法、人材とチームのマネジメント実践方法、社員の人財化とチームの活性化手法をご紹介します。社員一人ひとりのモチベーションや自己効力感といった「こころ」「やる気」「意欲」など社員の「元気」を促していくことで、個人とチームがより高い目標と成果を上げていくことで、企業にとってもよりよい業績への相乗効果と上向きのスパイラルを生み出しやすくなります。経営学、組織心理学の理論と好業績企業の事例にあてはめてわかりやすくご紹介します。

一時期、MBA（経営学修士）がブームとなりましたが、最近、その効果についての限界も言われ始めて受講生も減少傾向にあります。しかし、日本企業は、管理職人材はいても、経営人材が圧倒的に不足していると言われています。一方、既存の柱事業が成熟期を迎えた企業は、新しい成長戦略を目指して新規事業を立ち上げたり、組織変革を進めなければなりません。　　「結局はヒト」と経営者は口ぐちに言います。世の中がビックリするような商品サービスを創るのは「ヒト」です。感動のサービスを生み出すのも「ヒト」です。特に、経営者の片腕、後継者の育成は、企業経営の最重要課題であり、企業業績に直結します。今後の企業経営を担う次世代経営幹部育成ついて、人材育成だけでなくキャリア（経験）の積ませ方も踏まえて幅広く情報提供します。

「従業員、取引先、お客様が感動してやまない企業へ生まれ変わるための取り組み」を分かりやすくお話します。多くの企業が、価格競争に巻き込まれ、一生懸命努力しているのにも関わらず、利益が出ていない状況です。しかし、中小企業庁の調べでは、どんな時代であっても1割の企業は、人もうらやむほど絶好調です。そうした絶好調企業の共通点は、価格競争ではなく価値創造競争をしているのです。

「いい会社」と聞くとどのような会社を思い浮かべるでしょうか。私の考える「いい会社」とは、「尊敬される会社（徳のある会社）」「強くタフな会社」「心身ともに健康な会社」です。手段を問わず売上ばかりを追い求めていたら、社会からの尊敬や社員の健康・幸せも得られません。逆を言えば、「いい会社」とは関わるすべての人を幸せにできるのです。そのような会社を目指すのは簡単なことではありません。しかし、私が年間100以上の会社の視察を続けてきてわかったことは、「いい会社」にはいくつかの共通点がある、ということです。その共通点をもとに「『いい会社』のつくり方」を講演ではご紹介いたします。企業変革のためのきっかけ作りをしたい方、何から始めれば良いのかわからないという方は、ぜひお聞きください。