菊池寛の小説の挿絵を描いた高木清の末の娘として東京に1943年に生まれる。高木清は、文豪菊池寛の将棋の対戦相手として選ばれ、親交を深めた。菊池寛主催の将棋大会で準優勝したこともあり、戦後文壇の将棋大会で優勝カップを獲得したこともある。戦時中は一家そろって菊池邸に寄宿し、兄(三男)厚の名付け親は菊池寛であった。高杜一榮の三歳ぐらいの時に、菊池寛が急逝し、毎年命日には文藝春秋の会社主催の墓参りに参加していた。生前の菊池寛と高杜一榮は微笑ましいエピソードがある。菊池寛の愛用した火鉢と菊池寛と江戸川乱歩の名刺を父の遺産として相続した。
父高木清(明治43(1910)年8月23日―昭和63年4月6日)は、菊池寛の小説の挿絵のほか、林芙美子「女の部屋」(小樽新聞)、横溝正史(「魔が来たりて、笛を吹く」「八墓村」雑誌「宝石」)青柳淳郎「皇太子(現天皇陛下の青年時代の実録)」(東京タイムス)などの新聞と雑誌の小説の挿絵を手掛けた。そのほか丹羽文雄、高木彬光、佐藤紅緑、尾崎士郎、佐賀潜、島田一男、富島健雄、田村泰次郎などの新聞ならびに雑誌の小説の挿絵を担当した。
生前より父の自叙伝の執筆を頼まれており、遺された資料を元に現在「文豪の月」ならびに「マッカーサーの眼の中に」を電子本にて発売中。
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経歴
- 1979年
- 東京プリンスホテル仏語担当として入社
- 1985年
- 仏語圏大使館秘書
- 1988年
- フランス商社秘書
- 1989年
- ECヨーロッパ共同体駐日委員会秘書
- 1989年
- エンタテインメント小説大賞受賞(光文社)
- 以後作家活動に入る
- 1993年
- パソコン教室STEP21オープン
主な講演テーマ
戦後のマッカーサーとヘレン・ミアーズの対立
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戦後出版されたヘレン・ミアーズの「アメリカの鏡:日本」はマッカーサーによって発禁本にされた。対立のあった二人は共にGHQに勤務していた。
徳川家茂とナポレオン三世との間に外交関係が存在した
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日仏外交史は十四代将軍徳川家茂によって文久四年(一八六四年)フランスへの蚕と生糸の輸出によって開かれていた。家茂がナポレオン三世に送った親書が発見された。1985年までなぜ隠され続けたのか?
電子本の世界への招待
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IT時代の中で電子本の人口が増え始めている。昨日まで普通の素人が、作家デビューできるチャンスがあるのが電子本の世界。一旦自分の原稿を電子本にすれば、読者はインターネットを通じて世界に散らばった日本人と日本語を学ぶ外国人にまで広がってゆく荘大な読者層。
ストーカー殺人とは何か?
楽しい人生を歩むために必要な危険を察知する方法
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主な実績
受賞歴
エンタテインメント小説大賞 | 光文社 |
その他
【電子書籍】(携帯配信)
『おれの水』
『ヴァージンな男たち』
『上海刺青人形』
『チュエンチュエンが消えた夜』
『一榮の人生相談』
本
- 『ふまじめなエメラルド: 六本木で山羊六頭を飼...』(Kindle)
- 『笑い水の日記』(光風社出版)
- 『永子、大きく振りかぶれ』(講談社)
- 『蚕の旅 ナポレオン三世と家茂 (文藝春秋企画...』(文藝春秋企画出版部)
- 『カション幕末を走る』(文藝春秋企画出版部)
- 『カション江戸を変える』
- 『マッカーサーの眼の中に』
- 『文豪の月』
- 『神様が泣いた日』
- 『ヴァージンな男たち』
- 『将軍お倉』
- 『上海阿片通り』
- 『上海刺青人形』
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