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星野有史

星野有史星野有史ほしのゆうじ

ハーネス・ウィ研究所 代表講師

星野有史

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1963年、さいたま市生まれ。中学2年生の時に、ベーチェット病にかかり、高校2年生で失明。一転した見えない世界への適応は、困難の連続だった。福祉にたいする問題意識から、明治学院大学へ進学。その後、大学院で研究、同時に各種専門学校で講師の職を得る。大学院時代には、アイメイト(盲導犬)・ミントと出会う。格段に、活動範囲が広がる一方で、公共の場で、アイメイトを受け入れられない状況に遭遇する。そのような状況の改善を願い、現在は、講演会講師、著書を発表、福祉教育活動家として活躍する。また、プライベートでは、結婚し、4人の子供を授かる。講演では、携帯電話の使い方など生活の一場面の話を交えながら、アイメイトと歩んできた人生について話す。高校生で全くの光を失い、心の葛藤を乗り越え、「(自分は)いろんな人と繋がっていて、いろんな可能性がある。すごく幸せだ。」と語る星野氏。聴衆の心に深く響き、温かい気持ちが湧き起こる講演である。

出身・ゆかり

専門分野

社会福祉学/ソーシャルワーク論/福祉教育実践研究

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経歴

 
1963年 さいたま市(旧浦和市)に生まれる。       小学校では児童会・音楽隊、中学校では野球部に所属。 1977年 中学2年生(14歳)の時にベーチェット病にかかり、徐々に視力が低下。 1980年 埼玉県立盲学校在籍中、高校2年生(17歳)で、全く光を失う。 1982年 明治学院大学社会学部に入学。      福祉の勉強と共に吹奏楽部で、コンクール・演奏会等4年間活動、協力関係を学ぶ。      卒業後、ケースワーカーの相談職を希望したが、障害者雇用の壁にぶつかる。 1986年 同大学大学院へ進学。 1988年 博士前期課程(修士課程)を修了。同年より、帝京高等看護学院非常勤講師を務める。 1989年 同大学院博士後期過程に進む。また、アイメイト(盲導犬)と歩行を開始。      東京医療福祉専門学校・湘南医療福祉専門学校で非常勤講師を勤める。 1992年 結婚、その後、4人の子供に恵まれる。 1993年 博士後期過程単位取得。 1995年 「星野福祉教室~ふれあい福祉セミナー」を開設。ボランティア普及と福祉教育をスタート。 1997年 早稲田速記医療福祉専門学校介護福祉科専任教員。 2000年 埼玉女子短期大学非常勤講師。 2005年 ホームページにおいて「ハーネス・ウィ」のモデルを発表、独自の福祉教育とブログを更新。 2010年よりフリー。現在、「ハーネス・ウィ研究所」の代表講師として、人間力育成セミナー・福祉講演会等、幅広い分野で活躍中。 

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主な講演テーマ

<学校など教育機関、福祉関係におすすめ>
「アイメイト(盲導犬)と歩む私の人生」

<学校など教育機関、福祉関係におすすめ>
「アイメイト(盲導犬)と歩む私の人生」

難病で視力を失う中学・高校時代の心理葛藤。仲間や家族の支援がどれだけ助けになったか。大学進学の課題や盲導犬との社会参加を拒む問題に福祉社会への夢が膨らむ。研究・教育の職を得て、その後、結婚し、子供が産まれた。そんな未来を初め創造できただろうか。人生のページを開く不思議。生き方の視点と真のノーマライゼーションについて語る。

「夢をもち続けるための条件」

「夢をもち続けるための条件」

人生は常に問題と向き合い、その都度、解決への努力が問われる。私も難病との戦いや門戸を閉ざす学業・就職の壁、盲導犬と社会参加する困難等、その歩みにはいくつもの挑戦があった。こうした努力の背景には問題を解決していくためのモチベーションが必要であり、その維持・向上には夢や希望が基本にあろう。私は多くの協力者に恵まれた。支え合って夢を描くことのできる関係と、その条件について語る。

<一般企業、福祉関係におすすめ>
「これが私の共生ワーク」

<一般企業、福祉関係におすすめ>
「これが私の共生ワーク」

私は視力に障害があるが、アイメイトを目の代わりにすることで、専門学校の専任教員として働き、家庭をもってごく自然な生活を営んできた。誰もが適性と能力に応じて働くことができなければならないが、難しいのが現状であり、そのための環境づくりにアプローチの必要性を強く感じる。バリアフリーやユニバーサルデザインの商品開発が進む中、公共機関は勿論、一般企業においてもサービスの工夫や働き方が問われている。新時代の共生ワークとは何か。その可能性について私見を述べる。

「これからの幸せ介護」

「これからの幸せ介護」

私は福祉の専門学校で介護の研究・教育に携わってきた。サポートを受ける気持ちや盲導犬の世話、パソコン等を使用した生活の実体験を加えることで、オリジナルのメッセージにできた。誰もが支え合う心の結びつきは家族・地域、施設においても基本だが、最近では人と機械を一体化した科学技術で障害者や高齢者の自立が促されたり、介護者の負担軽減にもロボットが役立つ時代にある。近未来には盲導犬も機械化されるだろう。その時、介護だけでなく、経済や産業のシステムは大きく変化するに違いない。共に生きる社会の幸せ介護とは何かについて語る。

<人権・福祉社会 アイメイトと共に>
「心と社会のバリアフリーとは」

<人権・福祉社会 アイメイトと共に>
「心と社会のバリアフリーとは」

視覚に障害を負ってから多くのバリアに直面した。白杖歩行する際の障害物は勿論、点字受験を拒む進学や就職、盲導犬と社会参加する上での入店・宿泊施設の拒否等様々あった。しかし、本当の意味では人間達の間にある心のバリアが問題だったのではないか。真のバリアフリーとは何か。実際例を通し、21世紀に求められる福祉社会の課題について展望する。

「視覚障害者の生活課題と人権」

「視覚障害者の生活課題と人権」

人間とは何だろう。盲導犬と一緒に歩む生活で、代わりになった目から人間性の本質を客観的に捉える心の視力をもてた。人は弱肉強食の動物と違うはずだが、今だ争いが続き福祉を実現することができないでいる。人権を守るにはどうしたら良いか。ただ権利を主張しても実らない。そこには目的を共有できる心の繋がりが前提として求められるのではないか。盲導犬と暮らす社会問題の解決には、まず関係づくりから始める必要があった。視覚障害者の生活課題を例に、人権活動の底流を探る。

「街角の福祉にみるふれあい人間力」

「街角の福祉にみるふれあい人間力」

盲導犬と歩行していると様々な人に出会う。親切な人もいれば、理解がなく不愉快な思いに心が傷つく時もある。そんな体験から人と人が支え合う生き方が見えてきた。盲導犬の目に映るあなた。そのフィルターを通して分析できた関係の本質。街角の福祉から助け合うふれあい人間力を語る。「今、求められる共生力と福祉コミュニティの課題」 人にとって自立は当然の課題だろう。しかし、病気や障害、加齢等で、努力しても越えられない壁がある時、それは社会の問題として考えられなければならない。誰だって一人では生きていけない。そこに助け合いながら自立を目指せるような共生力が求められ、それを福祉教育で育むことだ。経済優先の20世紀に対し、21世紀は心の時代と言われている。家族や近隣、ボランティア・福祉専門職等、連携して築く福祉コミュニティ。共有できる夢を描き、役割関係のなかで主体的に問題に関わる生き方を模索する。

主な実績

講演実績

【主な講演実績】
深谷大里看護専門学校 講演、足立区新田地域学習センター 講演、
特別養護老人ホームけやきホームズ職員研修会 講演、さいたま市けやき学童クラブ 講演、
埼玉インターアクトクラブ年次大会 基調講演、明治学院大学同窓会さいたま支部、北本市教育委員会 人権講座、
武蔵野大学 特別講義、千代田区立麹町小学校、上尾市大石公民館(人権講座)、埼玉県立上尾橘高校、
さいたま市南区南部児童・民生委員協議会、東京家政大学付属中学校、大田区立館山養護学校、
東京国際大学人間社会学部 特別講義、日高市公民館ライブリーカレッジ、
さいたま市教育委員会市民大学 特別講義、埼玉県社会福祉協議会ボランティア養成講習 特別講義、
山脇学園中等部、埼玉女子短期大学学園祭、川口市社会福祉協議会中学・高等学校福祉教育教員研修会、
東京女子学園中等部、浦和市立東浦和中学校PTA研修会、川口市社会福祉協議会ボランティアスクール、
川口市社会福祉協議会小学校教員福祉教育研修会、伊奈町立小室小学校PTA母親学級、
川口市社会福祉協議会アイガイド研修会、流山市手話サークル、明治学院大学社会福祉学科 特別講義、
埼玉県社会福祉協議会教員研修会福祉教育セミナー(パネリスト)、与野市社会福祉協議会ボランティア祭り
浦和北東ロータリークラブ、埼玉県社会福祉協議会福祉教育教員研修会、埼玉県点訳研究会、
三菱商事社員研修会、春日部市青年会議所ふれあい広場(パネリスト)、鴻巣市小学生交流事業、
板橋区社会福祉協議会ガイドヘルパー研修会、毛呂山町社会福祉協議会ふれあい広場、
庄和町社会福祉協議会ボランティアセンター 開設記念講演、その他、多数

【主な学術論文】
「専門社会福祉教育と一般社会福祉教育の共通基盤に関する今日的課題
~ケースマネージメントを参考に新しい福祉教育モデルを考える~」
(2006年 埼玉女子短期大学 「研究紀要」 第17号)
「社会福祉教育の多様化に対する今日的課題~ケースマネージメントを通した統合化への試み~」
(2002年 埼玉女子短期大学  「研究紀要」 第13号) 
「ソーシャルワーク実践の概念化に関する今日的課題~概念的枠組みの整理・検討~」
(1992年 「ソーシャルワーク研究」 Vol.18No.2 相川書房)
「未来指向ケースワークに関する試論的研究(2)~難病患者へのアプローチを通して~」
(1989年 「ソーシャルワーク研究」  Vol.14No.4 相川書房)
「未来指向ケースワークに関する試論的研究~概念的枠組みの検討~」
(1988年 「ソーシャルワーク研究」 Vol.14No.1 相川書房)
その他、多数

【出展】
『大学入試シリーズ「鳥取大学」傾向と対策』 (数学社)
『きっずセレクション~小学生のためのアンソロジーpart1~』(ネクスト)

【メディア出演等実績】
<新聞・広報誌等>
アイメイト協会 「アイメイト啓発DVD」 撮影協力 (2009)
埼玉新聞 「講演会」 紹介記事 (2005)
埼玉中央読売 「講演会」 紹介記事 (2005)
朝日新聞 「講演会」 広告記事 (2004)
埼玉新聞 「講演会」 紹介記事 (2004)
埼玉県社会福祉協議会広報誌(ふくしさいたま)「身体障害者補助犬法」 写真掲載(2003)
埼玉新聞 「盲導犬」 紹介記事 (2002)
埼玉県広報誌(彩の国だより) 「障害者プラン」 写真掲載 (2002)
日高ライブリーカレッジ 「大学公開講座/No12」 講演記録 (2001)
埼玉新聞 「講演会」 紹介記事 (1996)
中日新聞 「著書出版」 紹介記事 (1996)
朝日新聞 「星野福祉教室」 紹介記事 (1996)
読売新聞 「著書出版」 紹介記事 (1996)
埼玉新聞 「著書出版」 紹介記事 (1996)
毎日新聞 「著書出版」 紹介記事 (1995)
ジョイフル毎日 No.38 「星野福祉教室」 紹介記事 (1995)
厚生省大臣官房総務課広報室 「社会参加を支える盲導犬」 ポスター協力(1995)
埼玉中央読売 「講演会」 紹介記事 (1994)
埼玉新聞 「講演会」 紹介記事 (1994)
埼玉新聞 「介護に関する事件」 こめんと掲載 (1994)
埼玉新聞 「アイメイト(盲導犬)と生活」 紹介記事 (1993)

<テレビ・ラジオ等出演実績>
NHKテレビ 「アイメイト(盲導犬)歩行訓練」
山陽放送 「アイメイト(盲導犬)歩行訓練」
TBSラジオ 「メイコのいきいきモーニング」
日本福祉放送 「視覚障害者の生活」
テレビ東京 「すなっぷ」 

<雑誌・著作物等関係実績>
「Para-Life」 No.1 「アイメイトと勤務」(スリーディメンション、2008年)
「情報さいたま」 第111号 「アイメイトと福祉を教える」(埼玉情報社、2007年)
「CALMカルモ」 4月号 「もっと知りたい盲導犬」(誠文堂新光社、1997年)
「静かに、愛が聴こえる」 折原みと作(講談社、モデル協力、1997年)

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