1939年生まれ。東京都出身。日本映画界を代表する監督・キャメラマン。1958年東宝撮影部にキャメラ助手として映画界入り。代表作には「八甲田山」、「復活の日」、「駅STATION」、「火宅の人」、「鉄道員」などがある。2003年には日本映画界における功績が認められ、紫綬褒章を受章。2009年、立山連峰の厳しい自然環境のもと長期撮影を行った「劔岳 点の記」は、初監督作品にして、日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀撮影賞をはじめ数々の賞を受賞し、観客動員240万人を超える大ヒットを記録した。2010年、旭日小綬章を受章。2014年に監督としての2作目「春を背負って」が公開。2017年春、キャメラマンとして参加した「追憶」(監督:降旗康男、主演:岡田准一)が公開。2018年9月、監督としての3作目「散り椿」が公開。2020年、「撮影」の分野で初の文化功労者に選ばれる。
これまでに日本アカデミー賞最優秀撮影賞を5回、優秀撮影賞を21回、最優秀監督賞を1回受賞。長年にわたって映画界の最前線で活躍し続けている。講演では自身の映画人生を元に、携わった映画のメイキング秘話などを交えながら、心のこもった“本気の講演”をお届けする。
講師のおすすめポイント
- 日本映画界を代表する監督・キャメラマン
- 日本アカデミー賞最優秀監督賞など数々の賞を受賞し、文化功労者にも選ばれた
- 映画のメイキング秘話を交えた熱く、笑いのある講演
おすすめポイント
日本映画界の巨匠・木村大作監督、3度目の監督作品「散り椿」(主演:岡田准一)が、カナダで開催中の第42回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で、グランプリに次ぐ審査員特別賞を受賞。
講演依頼.com×?~コラム、インタビュー、お役立ち~
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- インタビュー「人生は徒労の積み重ね。 徒労を信じてこそ、人生がある。」
- 木村大作さんのスペシャルインタビューを公開。これを読めば、木村さんの講演がよく分かる!
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経歴
- 1939年
- 東京都生まれ
- 1958年
- 東宝撮影部にキャメラ助手として映画界入り
「隠し砦の三悪人」で撮影助手として黒沢組に参加 - 1960年
- 「悪い奴ほどよく眠る」「用心棒」に撮影助手として参加
フォーカス送りの名手として黒澤明の信頼を得る - 1962年
- 「椿三十郎」に撮影助手として参加
- 1970年
- 「どですかでん」に撮影助手として参加
- 1973年
- 映画「野獣狩り」で初めて撮影者を務める
「日本沈没」など、数多くのヒット作品に携わる - 1977年
- 「八甲田山」が記録的大ヒット
- 2003年
- 紫綬褒章を受章
- 2009年
- 映画「劔岳 点の記」で、初めて監督を務める
- 2010年
- 旭日小綬章を受章
- 2013年
- 撮影を務めた「北のカナリアたち」で第36回日本アカデミー賞最優秀撮影賞ほかを受賞
- 2014年
- 牧野省三賞を受賞
- 2018年
- 「散り椿」が第42回モントリオール世界映画祭にて審査員特別賞を受賞
「剱岳 点の記」「散り椿」など、数多くの映画を富山県内で撮影。とやま特別大使就任 - 2020年
- 「撮影」の分野で初めての文化功労者に選ばれる
- 【大使】
とやま特別大使
主な講演テーマ
誰かが行かねば道はできない
誰かが行かねば道はできない
- ジャンル
- :人生/モチベーション
- 聴講対象者
- :一般市民/企業
“誰かが行かなければ道はできない”―日本を代表する撮影監督・木村大作の生き方の指針のような言葉である。初監督作品「剱岳 点の記」ではCGに頼らず、実際に山へ2年間こもって撮影したように、“本物の映画”を目指す彼の精神は全くの妥協を許さない。映画というものにすべてを注ぐその姿勢は、真剣に取り組むとはどういうことかを考えさせてくれる。
何かを背負い生きる
何かを背負い生きる
- ジャンル
- :人生/モチベーション
- 聴講対象者
- :一般市民/企業
“人は皆、何かを背負って生きていくしかない”―自らの人生哲学に激しく共感するものを覚え、創作に挑んだ「春を背負って」。大自然の中で、人生の重荷を背負いながら、”居場所”を求める人々の様子を描くことで、映画人・木村大作の訴えたかったものとは。人生の意味、何かを背負って生きて行くことの意味を語る。
本物を撮る~映画撮影現場の安全管理~
本物を撮る~映画撮影現場の安全管理~
- 聴講対象者
- :安全大会
南極ロケ、高層ビルでの命綱なしのアクション、標高3000mの立山連邦等、常に過酷な環境での撮影に挑戦。本物の映像にこだわる一方で、どのように出演者、スタッフの安全を守るのか。知られざる撮影の裏側を語る。
家族と仲間 ~人と人との本当のふれあいとは~
家族の絆
家族と仲間 ~人と人との本当のふれあいとは~
家族の絆
- ジャンル
- :家族/絆
- 聴講対象者
- :一般市民/教育関係者
人と人との絆、ふれあいとは何か。映画を通し、数々の人間ドラマを描いてきた木村大作が家族、仲間、人と人とのつながりについて考える。
夢を持つとは?~挫折・もがき続けることの大切さ~
夢を持つとは?~挫折・もがき続けることの大切さ~
- ジャンル
- :夢
- 聴講対象者
- :生徒/若手社員
主な実績
監督作品(映画)
春を背負って / 劔岳 点の記 /
DVD
-
劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]
フジテレビジョン
その他
【受賞歴(「剱岳 点の記」による受賞を除く)】
1977年 「八甲田山」第21回三浦賞/第1回日本アカデミー賞優秀技術賞
1980年 「復活の日」 第4回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1981年 「駅 ステーション」 第5回日本アカデミー賞優秀撮影賞/第36回毎日映画コンクール撮影賞/第27回アジア太平洋映画祭撮影賞
1982年 「海峡」 第6回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1985年 「夜叉」 第9回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1986年 「火宅の人」 第10回日本アカデミー賞最優秀撮影賞
1987年 「夜汽車」 第11回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1988年 「華の乱」 第12回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1989年「あ・うん」 第13回日本アカデミー賞優秀撮影賞/第34回アジア太平洋映画祭撮影賞
1992年 「寒椿」 第16回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1993年 「わが愛の譜 滝廉太郎物語」 第17回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1996年 「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」 第20回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1997年 「誘拐」 第21回日本アカデミー賞最優秀撮影賞/第52回毎日映画コンクール撮影賞
1998年 「時雨の記」 第22回日本アカデミー賞優秀撮影賞
1999年 「おもちゃ」 第23回日本アカデミー賞優秀撮影賞/「鉄道員」第23回日本アカデミー賞最優秀撮影賞/第44回アジア太平洋映画祭撮影賞
2001年 「ホタル」 第24回日本アカデミー賞優秀撮影賞
2003年 紫綬褒章
2004年 「赤い月」 第27回日本アカデミー賞優秀撮影賞
2007年 「憑神」 第30回日本アカデミー賞優秀撮影賞
2010年 2010年旭日小綬章
2012年 「劔岳 点の記」 第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞/最優秀撮影賞他計11部門受賞
2013年 「北のカナリアたち」 第36回日本アカデミー賞最優秀撮影賞
【「剣岳 点の記」関連受賞歴】
第34回山路ふみ子映画賞/文化賞/日刊スポーツ映画大賞/石原裕次郎賞/第83回キネマ旬報ベスト・テン/日本映画監督賞/第64回毎日映画コンクール/日本映画優秀賞、撮影賞/第52回ブルーリボン賞/作品賞、新人賞/第54回「映画の日」特別功労賞/特別功労賞/第26回ゴールデンクロス賞//話題賞/日本映画ペンクラブ賞/2010年エランドール賞/特別賞/2009年度(第1回)TAMA映画賞/特別賞/第9回天草映画祭/風の賞/第5回おおさかシネマフェスティバル/監督賞、撮影賞/平成21年度北日本新聞文化賞/文化賞特別賞/富山県特別功労賞/第33回日本アカデミー賞/最優秀監督賞、最優秀撮影賞、優秀作品賞、優秀脚本賞/第9回映像技術賞/映像技術賞/第13回日本映画テレビ技術大賞(経済産業大臣賞)/日本映画テレビ技術大賞(経済産業大臣賞)/第29回藤本賞/藤本賞/第19回日本批評家大賞/特別功労賞/平成21年度児童福祉文化賞推薦作品(映像・メディア等部門)
本
- 『誰かが行かねば、道はできない -木村大作と映...』(キネマ旬報社)
講演拝聴レポート
自分の道を貫く生き方 ~講師・木村大作さんの講演を拝聴して~
- ・講演日時:2014-09-28
- ・主催:宅地建物取引業協会様
- ・講演テーマ:誰かが行かねば道はできない
「僕はね、講演でマイク使わないんですよ!マイクあると、下向いちゃって、みなさんの顔が見えなくなっちゃうでしょ!」
その場の雰囲気に合わせてお話する木村監督。"地声"の本気の講演です。
長年にわたって映画界の最前線で活躍し続け、キャメラマンとして、「八甲田山」「鉄道員」をはじめ、数多くのヒット作に携わってきました。競争の激しい映画界で、何故、生き残って来れたのか。その裏には、「非常識に生きる」という人生哲学がありました。
木村監督の撮影手法は型破り。監督作「劔岳 点の記」「春を背負って」では、標高3000mの立山連邦に、スタッフは機材を背負って、俳優にも私物はリュックを背負って、自力で登ってもらい撮影。CGを一切使わない"本物"を撮ります。
「厳しさの中にこそ美しさがある。だったら行くべきでしょ!」
とにかく良い映像を取るために、妥協を許しません。しかし、そのこだわりが故に、若い頃から、監督やスタッフと衝突することもしばしば。
「映画界の95%は敵!でも5%の味方がいる。5%いれば映画は作れます!」
「キャメラマンとして仕事が来ないなら、自分で企画、監督、脚本、撮影をやったらどうなんだ。」
こうして挑んだ初監督作「劔岳 点の記」は、230万人を動員し、大ヒットとなりました。
「非常識じゃなきゃものは売れない。そのためのケンカを恐れちゃいけないよ!」
どんな状況でも常に自分の道を貫き続ける木村監督。話の内容は一個人の体験談。しかしそこには、人生哲学が滲み出ます。会場を明るく、聴講者の心を熱くする講演です。
(講演依頼.com 中村 潤一 )
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株式会社ペルソン 営業担当:
中村潤一
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誰かが行かねば道はできない
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