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山口通山口通やまぐちとおる

哲学冒険家/ 篠笛奏者 / 全盲のコメンテイター/ 高校教員36年

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2020年 ニュープロフィール 3月1日現在
山口通 (やまぐち とおる)
哲学冒険家 篠笛奏者 全盲のコメンテイター
東京都立高校教員36年
人生の半ば、41歳で難病により、中途失明
高校生、大学生と「哲学冒険の旅」を始めて46年
小学生から大学生まで、旅人は増え続け、喜んでいます。
全国視覚障碍教師の会 代表(2002年~2010年)
認定NPO法人 タートル 幹事 セミナー担当
(中途失明の皆さんのための支援法人)
元「ダイアログ イン ザ ダーク」 アテンド
東京農工大学 亀山純生ゼミ、および教職課程 ゲスト講師 6年間
2017年から現在 東京学芸大学 多文化共修で、講義。テーマ『障碍は個性か』
2018年12月 昨年に引き続き、東京学芸大学で、多文化共修 講義
毎日新聞 東京都版に、講義風景と記事を掲載
東京都立西高校 障害理解「総合学習」学年全体講演および講義 7年間。
国際視覚障碍者援護協会 講師 2014年~2015年
ヒューマン ライブラリィ(生きている図書館 人間図書館)に参画
(2017年6月から現在 東京学芸大学、駒澤大学、明治大学、世田谷区、立川市等)
2020年2月 日本ヒューマンライブラリィ学会の要請により、東京大学ヒューマンライブラリィに参画
2018年、東京都国立市で講演。 テーマ「障害とは何か 障害は個性か」「日本思想史研究会」会員 一橋大学に事務局

現在、大学での講義、講演、看護専門学校、保育専門学校、公立図書館、少年院、少年刑務所、交通刑務所、刑務所、一般講演を展開

出身・ゆかり

専門分野

哲学入門研究/教育論/障害学/障害論/障害者雇用論リハビリテーション論/日本人論

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経歴

1949年
疎開先の千葉県鴨川で生まれる。
ゼロ歳で、東京へ家族とともにもどり、台東区根岸に遊ぶ。人間的で、素敵な先生がた、愉快な仲間たちと出会う。
私立聖橋工業高校機械科を卒業後、社会人、営業マンに。その後、駒沢大学文学部社会学科を卒業。兄弟姉妹が多く、牛乳配達のアルバイトで学費を捻出する。 
1976年
都立高校教諭となる。
都立立川高校教諭→都立工芸高校教諭→都立小平高校教諭
教員歴36年。都立高校に籍を置きながら、養護学校、私立中学・高校、公立小学校・中学・高校、看護専門学校、国立大学などで、おもに哲学教育・哲学入門、障害論・障害者論、リハビリテーション論、教育論等を講義。 
2005年
6月、名古屋地方裁判所裁判長の招請により、視覚障害者の裁判で視覚障害教員の全国状況、および中途視覚障害者の喜びと困難性および可能性について証言。
夏には北京において、日本・中国の「哲学者会議」(日本側団長、一橋大学 平子友長大学院教授)に参加する。団員は、双方からおよそ10名。
41歳の時、難病により中途失明。リハビリテーションの力、生徒たちの力、同僚の力、ボランティアの力、そして家族の支え、これらの五つの力により、職場復帰。それから20年。 
2010年
春、定年退職。教員生活の18年を晴眼で、18年を視覚障害教員として生きる。 
2011年
10月、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」アテンドデビュー。日本での最高齢アテンド。 
2018年
7月 、日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS オーディションに合格
8月、大阪にて、世界的な芸術家らに、一週間の総合的な御指導を受ける 

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主な講演テーマ

からだと心

からだと心

からだとこころの関係とは。
果たして、別の者なのか、それとも・・・
歴史を動かす原動力の原動力とは
人類史を発達、成熟させる土台、もとのものとは何かを考えます。
二つの自由、二つの民主主義
自由、民主主義と言う言葉は、よく使われます。
その中身を探ってみませんか。
偶然と必然って、どちらがメインストリームなのか
偶然と必然は、日常よく使われる言葉です。
その内容と本質に迫ります。
多様性、多様性理解・ダイバーシティってなに
宇宙、自然、人類史、「私」の歴史を見てみますと、それはアトランダムに歩んでき
たとは言えないようです。そこには、重要な大黒柱が見え隠れしているようです。
私たちは、どこからきて、どこへゆくの
ビッグ テーマに挑んでみましょう。
人間は、僅かな一瞬を地球で生活する生物なのかもしれません。
「おもしろ哲学」とは
世界観そのものが、哲学です。
自然と社会をどうとらえるのか、どう見るのか、という学問です。
ほんとうに、おもしろいのでしょうか。

一万時間とは  篠笛のこと

一万時間とは  篠笛のこと

時間について、考えてみましょう。
一万時間で、できることと円熟を探求してみませんか。
自分を変えると気持ちいい
いまのままで、自分を変えないとすると、どうなりますか。
その逆のことも、合わせて考えます。
なぜ少年院、少年刑務所、交通刑務所、刑務所なのか
チャップリン、永六輔、中村八大の話をします。
空と無我
仏教の根本思想を探検しませんか。
空のリアルな姿が、立現れてきます。
源氏物語とやまとたましい
源氏物語の中に、一か所だけ、やまとたましいが出てきます。
その後、大和魂は、長い長い旅に出ます。
漱石もまた、大和魂を斬ります。
モンテーニュおじさんの言葉
モンテーニュと言えば、『エッセー』をご存知の皆さんもいらっしゃることでしょう

今日、あるいは明日、私は死ぬかもしれない。
そうだ、さあ、この席を次代の人にゆずろう。
まるで、日本の伝統思想や仏教思想を見るようです。
道教と儒教
古代中国の根本思想が、道教と儒教です。
日本の仙人のルーツも道教にあるようです。
弁証法とはあらゆるもののつながりと成熟発展の学説です。
日本とドイツなどの哲学者が産みの親です。

41歳、中途失明のとき

41歳、中途失明のとき

登り坂、下り坂、そして「まさか」がありました。
難病で中途失明したときの気持ちは・・・
職場復帰への道
絶望のなか、悶々とした毎日は続きます。
どうすれば、どう生きればいいのか、まったく見えてきません。
その時私は、どうしたのか。
リハビリテーションは何を産み出すのか
中途失明した私に、友人は、リハビリテーションの専門家に会わせてくれました。
リハビリテーションの多様性と豊かさ、生き方を見つめてみませんか。
「安全ホームドアー」とは
一般的には、駅の「ホームドアー」と言われています。
これに私は、安全をつけました。なぜでしょうか。
障碍から「障生」へ
障碍という言葉について考えてみませんか。
新たな造語を考えたいと願っています。
国民的なアイデア募集を、したいぐらいです。
きっと、グッド アイデアが生まれてくると思います。
障碍は個性なのか
障害個性論は、障碍者や障害を持たない皆さんの中からも、よくうかがうことがあり
ます。果たして、個性とは障碍そのものを指しているのでしょうか。

主な実績

講演実績

【講演・講義実績】
<特別講義や非常勤講師として依頼された学校名(一部抜粋)>
成蹊大学付属生計学園、慶応大学、三田女子高等学校、御茶ノ水女子大学付属高校、都立北多摩高校、都立杉並高校、都立富士高校、

・東京農工大学にて3回講演。
「障害論 障害者雇用論」(2004年7月)、「教育と人間・社会」(2008年12月 ※教職課程の学生対象)、
「弱者との共生、その問題点」(2009年7月)
・千葉県の看護専門学校にて学校長とともに特別講義。
「障害者とは 貧富の格差とは 人間の生きかたとは」(2008年)、「障害とは 人間性のルーツとは何か」(2009年11月)、
「リハビリテーションとは何か」(2010年)
・東京都立西高等学校にて特別講義。テーマ「ブラインド体験」(2010年10月~11月 ※1年生8クラス)
・私立大東学園高等学校にて特別講義。テーマ「人間学 人間とは、哲学とはなにか」(2010年11月 ※3年生)
・東京都三鷹市立東台小学校にて特別授業。テーマ「障害ってなに、障害者ってどんな人?」(2010年12月)
・東京都立小平南高校にて全校生徒を対象に講演。テーマ「いのち こころ 自分を変える」
・私立大東学園高等学校にて特別講義。テーマ『自由論』(2011年1月)
・都立西高校で講演。テーマは「障害とは何か 自分を変える」 (2011年9月 ※1年生およそ320名)
・都立西高校で講演。四回にわけて、「ブラインド体験」とフィードバック(2011年10月~11月)

<その他の講演>
・名古屋地方裁判所裁判長の招請により、視覚障害者の裁判で視覚障害教員の全国状況、および中途視覚障害者の喜びと困難性
および可能性について証言。(2005年6月)
・東京都立西高等学校にて講演(主催:「東京都「倫理」「現代社会」研究協議会)。テーマ「日本人論 日本人の自己肯定感と自己否定感」(2010年2月)
・東京都小平市社会福祉協議会主催の「対談と講演会」(2010年3月)
[第一部]NHK連続ドラマ「チャレンジド」のシナリオ作家、渡辺睦月さんと山口通との対談
[第二部]山口通の講演「日本人の自己肯定感」
・東京都武蔵野市「ボランティアセンター武蔵野」にて講演。テーマ「いま障害教師を生きる」(2010年9月)
・現代教育問題研究会にて講演。テーマ「貧困の中の子どもたち」(2010年10月)
・少年院にて講演。テーマ「絶望から明日へ 自然・人類史・人間とはなにか」。2010年、秋には栃木県、沖縄県の刑務所での講演。
・岐阜県西南濃社会福祉協議会にて講演。テーマ 「いま障害教師を生きる」(2010年12月)
・千葉県の交通刑務所にて講演。テーマ「視覚障害者から見た交通安全」(2011年1月)
・東京都国立市にて「シリーズ哲学講座」を開講。(2010年6月~2011年5月 ※成人対象)
・厚生労働省・障害者職業総合センター 視覚障害教師の全国状況について講演(2時間半)
・東京都武蔵野市、武蔵野市立中央図書館にて講演。テーマ「いま、障害教師を生きる 生徒、同僚、ボランティアとともに」
・千葉明徳短期大学保育創造学科(二年生全員)で講演とパネルディスカッション
テーマ「いま障害教師を生きる 自分を変える」(2011年7月)

テレビ

NHK教育テレビ 福祉ネットワーク
NHKテレビドラマ チャレンジド

ラジオ

NHK ラジオ深夜便  輝いて生きる 視覚障害者のみなさんへ ともに生きる
むさしのFM レギュラーコメンテイター、篠笛奏者 発信!わがまち・武蔵野人
NHKラジオ第二 聞いて聞かせて ブラインド・ロービジョンネット
ラジオ大阪 話の目薬 ミュージックソン

新聞

東京新聞 サンケイ新聞 点字毎日

雑誌

週刊 きちじょうじ

連載・執筆

朝日新聞 「論壇」 毎日新聞 「職場復帰」 点字毎日 「論壇」 常陽新聞  「障害教師から見えるもの」 自決の哲学 「日本人の自己肯定感と自己否定感 東京都「倫理」「現代社会」研究協議会」 おもしろ哲学 未華の冒険  「からだとこころの関係/認識論/辞書も間違えるの?」

その他

<その他実績>
日本哲学会会員、「日本中世思想研究会」会員(一橋大学に事務局あり)、そのほかの学会、研究会にも所属。
全国視角障害教師の会 元代表4期目8年。
2005年、夏には北京において、日本・中国の『哲学者会議』(日本側団長、一橋大学 平子友長大学院教授)に参加する。
団員は、双方からおよそ10名。
  
全国の中途視覚障害教員の皆さんのご相談にお答えしております。また、社会福祉協議会、公立図書館、ボランティア団体、各種研究団体等でも講義・講演・記念講演をおこなっています。

<演奏実績>
東京学芸大学、高校等、そのほかで演奏。
<レパートリィ>
おはやし/日本の名曲/フォルクローレ/洋楽/クラッシック/アニソン (『小さな旅』より「光と風の四季」 ダニィボーイ 黄昏のビギン 黄金野花 わ
らび神 リリィマルレーンなど)

  • おもしろ哲学 未華の冒険
  • 中途失明 (2)
  • 教壇に立つ視覚障害者たち―全国視覚障害教師...

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