30年以上のキャリアと豊富な実績を持つ防災・危機管理ジャーナリスト。
まちづくりの視点と「防災は臨床学」という信念のもと、国内外の自然災害被災地や大事故現場に足を運び、報道活動、復興・防災活動に携わっている。
日本テレビ「NEWS ZERO」、TBS「ニュース23クロス」やNHK「あさイチ」など、マスメディアの災害報道出演も多数。地域防災へのアドバイスをはじめ、国民への災害・防災情報伝達を重視し、体系的な“防災の仕組みづくり”に尽力している。
若年層の防災意識を高めるべく、2005年に刊行した『彼女を守る51の方法~都会で地震が起こった日~』を皮切りに、同名のコミックス、スマートフォン用アプリへと展開。ゲームソフトの監修も手掛けている。
2012年9月より日経ビジネスオンラインで連載中の「渡辺実のぶらり防災・危機管理」も大好評を博している。
講演・研修活動を通じて、防災への取り組みや今後の課題をお伝えする。
<ご本人からのメッセージ>
「急げ!!備えよ!!」 それが、私から都心で生活する皆さんへのメッセージです。
残念ながら、私たちには時間がありません。近い将来、首都直下地震や南海トラフ巨大地震が発生する可能性は高まっています。日本のプレートは、もう3.11の震災以前には戻れないのです。
講演を通じて皆さんの防災意識を高め、一刻も早く備えるべき対策についてお話しします。
地域や聴講対象に合わせ、実践的にアドバイスします。
ご相談は無料です。
業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。
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経歴
- 1971年
- 工学院大学工学部建築学科卒業
株式会社邑都市設計 研究員 - 1972年
- 社団法人日本都市計画学会 主任
- 1978年
- 株式会社地域設計研究所 主任研究員
- 1984年
- 財団法人都市経済研究所 主幹を経て理事
- 1987年
- 財団法人都市防災研究所 企画財務部長
- 1989年
- 株式会社まちづくり計画研究所設立 代表取締役就任
主な講演テーマ
いま必要な防災対策
いま必要な防災対策
自治体はじめ、地域での防災への取り組みは喫緊の課題です。阪神淡路大震災での神戸市支援の実績はじめ、数多くの被災地を支援してきた経験、鋭い視点やアイデアで、具体的な課題や対策をお伝えします。
実践的 防災・危機管理とBCP
実践的 防災・危機管理とBCP
企業が生き残るためには、そこに働く社員が生き残らなくてはなりません。地震の活動期にある日本列島の現状と被害想定、事業を継続していくための具体的・実践的な防災・危機管理対策をお伝えします。
都市住民のための防災・危機管理
都市住民のための防災・危機管理
今後30年以内に首都直下地震が発生する確率は70%と言われています。関東大震災以降、大都市が大地震に襲われたことはありません。地上へも地下へも膨らんだ都市と、そこに住む人々が抱える危険と減災対策をお伝えします。
高層難民
高層難民
日本列島が地震の活動期にあってもなお、大都市に増え続ける高層ビルや高層マンション。大地震が発生したら、高層階の被災生活はどうなるのか。高層ビル・マンションを日常生活の場としている人々や、ビル・マンション管理サイドがすべき対策と課題をお伝えします。
震災難民<帰宅難民・高層難民・避難所難民>
震災難民<帰宅難民・高層難民・避難所難民>
遠く離れた3.11の東日本大震災の揺れでさえ、拙書『高層難民』(2007年)で指摘した3つの状況が首都圏で起きました。首都直下地震発生時には、いったいどうなるのか。大都市の抱えるリスクと被害想定数値を織り交ぜながら、課題と減災対策をお伝えします。
彼女を守る51の方法 ~都会で地震が起こった日
彼女を守る51の方法 ~都会で地震が起こった日
学生や20~30代の若い世代ひとりひとりに防災力を高めてもらうにはどうしたらいいか。私は書籍、ゲーム、アプリとメディアを問わず、若い世代が話題にしやすい防災・危機管理の方策を提唱しています。彼らが自分と大切な人を守ることができるように。そして未来をつくっていけるように。
東日本大震災から学ぶ ~次の大地震に活かすために
東日本大震災から学ぶ ~次の大地震に活かすために
東日本大震災発生後、私は精力的に被災現地へ赴き、継続的な取材とともに被災自治体や現地の支援・復興活動を行っています。経験を次の大震災に活かすため、被災地の教訓や、復興に向けて現地が抱える、様々な課題をお伝えいたします。
※トークショー形式、シンポジウム出演等も可能です。詳細は弊社までお問い合わせください。
主な実績
講演実績
■講演 ※2011年度の実績より
鹿児島経済同友会/内外情勢調査会(地域別に多数)/タスクフォース21/日本青年会議所(東京ブロック防災フォーラム)/東北文化学園大学(復興支援フォーラム)/時事通信21世紀セミナー(地域別に多数)/朝日新聞社(防災セミナー)/北海道道路管理技術センター(道路防災講演会)/大分商工会議所連合会/中部6県自治会総会/東京環境保全協会/地方行財政調査会/岩手県市町村振興協会支部/日産麻溝会・日産本牧合同会(経営者セミナー)
※上記の他、一般市民、自主防災組織、自治体、民間企業、若い世代など、主催・参加者に合わせた内容で講演多数
■研修・セミナー
地域科学研究会(大震災対応セミナー)/東京青年会議所/練馬区地域密着複数事業所連携事業(介護防災研修会)/早稲田大学(オープンカレッジ春期講座)
■シンポジウム
NPO法人ディ!あまみエフエム(災害放送シンポジウム)/NHK鹿児島放送局・MBC南日本放送(鹿児島防災シンポジウム)/メディア総合研究所(緊急シンポジウム)/東京都・東京ウィメンズプラザフォーラム/社団法人不動産協会(不動産協会シンポジウム)
テレビ
NHK | 夕どきネットワーク/ あさイチ/ |
---|---|
NHK教育 | 福祉ネットワーク/ |
日本テレビ | NEWS ZERO/ news every/ バンキシャ!/ 報道特番~東北地方太平沖洋地震/ action!/ THEサンデーNEXT/ おもいっきりDON!/ ズームインsuper/ スッキリ!/ シューイチ!/ |
テレビ朝日 | サンデーフロントライン/ サンデースクランブル/ モーニングバード/ スーパーモーニング/ TVタックル/ SmaStation/ |
TBS | ニュース23クロス/ Nスタ/ ひるおび/ アッコにおまかせ/ |
フジテレビ | FNNスーパーニュース/ めざましどようびメガ/ |
テレビ東京 | 特番:あなたの備えは大丈夫?/ |
読売テレビ | かんさい情報ten!/ |
宮城テレビ | (震災特番)/ |
秋田放送 | エビス堂ゴールド/ |
テレビ岩手 | 5きげんテレビ/ |
CS・BS | / |
ラジオ
TBSラジオ/ニッポン放送/文化放送/TOKYO FM/J-WAVE/FM YOKOHAMA/NACK5/RKBラジオ/ABCラジオ/TBCラジオ/BSNラジオ ほか/ | |
/ |
新聞
読売新聞 / 毎日新聞 / 朝日新聞 / 産経新聞 / 中日新聞 / 静岡新聞 / 共同通信社 /
雑誌
週刊新潮 / 週刊文春 / 週刊現代 / サンデー毎日 / フライデー / フラッシュ / 週刊プレイボーイ / 第三文明 / 財界 /
連載・執筆
日経ビジネスオンライン 「渡辺実のぶらり防災・危機管理」 / フジサンケイBusiness-i(コラム論風) / GALAC(放送批評懇談会) / J2(時事通信社) /
その他
<監修作品>(著書以外)
・スマートフォン アプリ版「彼女を守る51の方法~都会で地震が起こった日~」
・コミックス版「彼女を守る51の方法」(新潮社)
・PSPゲームソフト「絶体絶命都市3-壊れゆく街と彼女の歌-」
本
- 『都市住民のための防災読本 (新潮新書)』(新潮社)
- 『大地震にそなえる 自分と大切な人を守る方法』(中経出版)
- 『緊急地震速報―そのとき、あなたは、どうしま...』(角川SSコミュニケーションズ)
- 『高層難民 (新潮新書)』(新潮社)
- 『大地震発生!!!生死を分ける3秒・3分・3時間後』(幻冬舎)
- 『彼女を守る51の方法―都会で地震が起こった日』(マイクロマガジン社)
- 『大震災その時どうする?生き残りマニュアル』(日本経済新聞社)
- 『全てを失う前にチェックする危ないマンション...』(マイクロマガジン社)
- 『大地震発生!生き残るための75の教え』(ニッポン放送)
- 『大地震発生!生き残るための77の教え[増補...』(扶桑社)
- 『4コマですぐわかるみんなの防災ハンドブック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
講演拝聴レポート
渡辺実さんの講演を拝聴して/2012年9月
- ・主催:都内の防災対策支援団体様
- ・講演テーマ:防災セミナー ~首都直下型地震をどう問うか
東京都内の防災対策支援団体様が主催する、渡辺実さんの防災セミナーに同行させて頂きました。渡辺さんは30年以上のキャリアを持つ防災・危機管理ジャーナリストであり、防災の大ベテランです。防災の知識や心構え・ノウハウを、世田谷区の地域住民の皆さんに語ってくださいました。
「講演は日本(※日本列島の地殻変動情報など)・地域・聴講者に合わせた内容でお話しします」とおっしゃる渡辺さん。今回の聴講者はシニア層が多かったため、少しゆっくりしたテンポでお話しなさいます。身近な話題を交えながらの講演だったのですが、冒頭の渡辺さんの言葉は衝撃的でした。
「まず、私から皆さんにお願いがあります。首都直下型地震が発生しても、死なないでください。怪我をしたりお亡くなりになると、たくさんのひとの手が必要になります。すべての機能が停止した街では、誰も、どこもそんな余裕はありません。自分の命は自分で守ってください」。
ストレートなその言葉は、東日本大震災で実際に発生した事例を元とするものでした。実際に大震災が発生すれば目を背けることができない問題を知ることで、聴講者の心に「防災対策は自分ひとりの問題ではない」というリアルな危機意識が芽生えていくのを感じました。
その後も最新の地殻変動調査結果が示す「大震災の発生は目前に迫っている」という事実や、東京や会場地域の地形・住宅事情で分かる危険性を示唆してくださり、首都直下型地震のイメージは徐々に現実味が増していきました。そんな大震災に備え、セミナー後半は家庭の防災対策法をご紹介してくださり、「ライフラインが止まった時のトイレは、猫砂を準備しておくと大変重宝する」、「水洗トイレのタンクで、約10リットルの水を確保できる」などの実践的なお話に、聴講者の皆さんは熱心にメモをとっていました。
渡辺さんの防災講演はテクニックだけにとどまらず、知らなければならない問題、知識、対策まで幅広く学ぶことができます。行政団体の方だけでなく、企業、学校・教育機関などすべての主催様におすすめの講演です。
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