テレビドラマの企画の仕事を経て、1992年、「素顔のままで」(フジテレビ系)で連続ドラマの脚本デビューを果たす。その後、「あすなろ白書」(フジテレビ系)、「ロングバケーション」(フジテレビ系)や、「ビューティフルライフ」(TBS系)、「オレンジデイズ」(TBS系)など、数々のヒット作を手がける。北川氏が生み出したドラマは、女性に限らず多くの人々の心を震わせ、いつしか「ラブストーリーの神様」との異名を持つようになる。「ビューティフルライフ」では、向田邦子賞、橋田壽賀子賞を受賞した。
多くの作品を手がけてきた一方で、10年以上に渡り、「10万人に1人」とされる病魔に侵されていたことを2010年に告白。難病と戦いながら、数々の名作ドラマを生み出してきたその思い、書くことの悦び、生きることの幸せ…、講演会では、北川氏自身の言葉でストレートに思いをお話します。
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業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。
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経歴
- 1961年
- 生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、にっかつ撮影所に入社。会社勤めをしながら脚本を学ぶ。
- 1992年
- 「素顔のままで」で連続ドラマの脚本デビューを果たし、最初のこのドラマでフジテレビ月9ドラマ史上、最高視聴率を取る。翌年、「あすなる白書」が大きな話題に。
- その後も、「君といた夏」(フジテレビ系)、「愛していると言ってくれ」(フジテレビ系)など、数々の名作ドラマを生み出す。「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」は社会現象となる。
- 1997年
- 女児を出産。一年間の休みを取る。
- 1999年
- 夏、復帰間もなく人間ドックにて難病に侵されていることが判明する。が、しかし、翌年に放映されたこの作品「ビューティフルライフ」は、平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%という驚異的な数字を記録。
- その後も10年間、病気と闘いながらも多くの作品を世に送り出す。
- 2009年
- 「ハルフウェイ」にて、脚本に加えて監督に初挑戦するなど、自身の身体と向き合いながら活躍の場を広げ続けている。
- 2010年
- 思い切った大きな手術をし、病状は落ち着きを見せている。
主な講演テーマ
作品にのせて誓うこと
作品にのせて誓うこと
会社勤めをしながら脚本を学び、92年に連続ドラマの脚本デビューを果たしてから、日本を代表する脚本家となった北川氏。数ある名作の中でも、感動を呼んだ「ビューティフルライフ」や「オレンジデイズ」「半分、青い。」など、難病や障害を持つヒロインが主役である作品も多い。実はこれらの作品は、北川氏自身が「10万人に1人」という病の中で書き上げた脚本だ。これらをはじめ、北川氏の作品は、自身の心の叫びであり、つぶやきであり、そして生きて行く理想である。北川氏の脚本の一つ一つのセリフの背景には、北川氏本人のリアルな体験や思いが詰まっている。世に発信された一つ一つのセリフにのせて北川氏が誓うメッセージ、今、同じ時代を生きている皆様へ優しくも力強く、前向きに生きていくメッセージを届ける。
生きている証
生きている証
病状が悪化している時、生きてるだけで痛みが襲い、苦しいと感じる日々を過ごした。泣いて叫んで…という日々が続き、うつ病とも診断された。病気で追い詰められれば追い詰められるほど、書きたいという気持ちは募った。書くことが、自分の生きることの意味だと知った。自分の作品で、自分と同じように病気で苦しむ人、もしくは、生きることが大変な人を勇気づけたい、という思いもあったが、何より、北川自身が、書くことに救われていった。生きている証、それはわかりやすく目に見えるものではないけれど、病気をした後、生を実感することが多くなった、という北川氏。それは、とるに足らないような出来事にかも、しれない。積極的に、しあわせを見つけようとする姿勢。明るくさわやかに話す北川氏の姿に、生きる風をふと感じることのできる時間となるだろう。
家族のこと
家族のこと
10年以上に渡り病魔に侵されたいたことを2010年に告白。治療法が確立しない難病だけに、先が見えない底なしの不安。夫や娘の前でも泣き叫び、大人であるという糸は切れていた。病気は自分だけのものではない。10年間、家族と共に闘った。家族の支え、家族の力、家族の絆を感じさせてくれる講演。
子どもとどう生きるか
子どもとどう生きるか
著書『のんちゃんのふとん』の、のんちゃんとは北川氏の愛娘のことである。のんちゃんの何気ない言葉や行動から、底知れぬ力強さを感じ、北川氏は励まされることも多かった。今、日本は先が見えない不安に覆われているようにもみえる。「少しでも子ども達に明るい未来を見せていきたい」という切なる願いを形にするために、大人がすべきことは何か。不安の中でも、人生を生き生きと、楽しく生きていくコツとは? 北川氏と共に考えていく。
主な実績
脚本作品(ドラマ)
「世にも奇妙な物語」…「ズンドコベロンチョ」「昔みたい」「伝言板」「大蒜」ほか10作(フジテレビ系) / 「ぼくが医者をやめた理由」(1990年、テレビ東京系)※大森一樹との共同脚本。 / 「素顔のままで」(1992年、フジテレビ系) / 「その時、ハートは盗まれた」(1992年、フジテレビ系)全5回 / 「チャンス!」(1993年、フジテレビ系) ※両沢和幸(沢村一幸)、岡田惠和、田辺満との共同脚本。1、4、7、10、12話を担当。 / 「あすなろ白書」(1993年、フジテレビ系)※柴門ふみ原作 / 「君といた夏」(1994年、フジテレビ系) / 「愛していると言ってくれ」(1995年、TBS系) / 「ロングバケーション」(1996年、フジテレビ系) / 「最後の恋」(1997年、TBS系) / 「Over Time-オーバー・タイム」(1999年、フジテレビ系) / 「ビューティフルライフ」(2000年、TBS系) / 「Love Story」(2001年、TBS系) / 「空から降る一億の星」(2002年、フジテレビ系) / 「オレンジデイズ」(2004年、TBS系) / 「たったひとつの恋」(2006年、日本テレビ系) / 「素直になれなくて」(2010年、フジテレビ系) / 「お母さんの最後の一日」(2010年、テレビ朝日系) / /「月に祈るピエロ」(2013年、TBS系)/「月に行く舟」(2014年、TBS系)/「三つの月」(2015年、TBS系)/「運命に、似た恋」(2016年、NHK)/「半分、青い。」(2018年、NHK) /
脚本作品(映画)
「ハルフウェイ」(2009年公開)脚本・監督 / 「天国への郵便配達人」(日韓共同 作品・2010年公開) 脚本 / 「新しい靴を買わなくちゃ」( 2012年公開)脚本・監 督 /
本
- 『恋をしていた。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
- 『愛のこと。恋のこと。』(世界文化社)
- 『のんちゃんのふとん』(角川書店(角川グループパブリッシング))
- 『だけど、それはまだ物語の途中…。』(幻冬舎)
- 『このケータイからは、あなたにメールしてない...』(ソニーマガジンズ)
- 『生きるのに必要な、29のこと。』(大和書房)
- 『恋愛指南書』(角川書店)
- 『すぐ泣く君』(小学館)
- 『愛について』(角川書店)
- 『やさしいあなた』(小学館)
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
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