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経歴
- 1946年
- 福井県今立町に生まれる中学卒業後、水引職人として家業を継ぐと共に、杉本長雲師に学び、父の後継者として書道に生きる点字、手話等を取得し、県手話通訳に属する
- 1977年
- 和太鼓はぐるまを結成
- 1988年
- 和太鼓はぐるまをプロデビューさせる
- 1990年
- 親子の駆け込み寺「はぐるまの家」開設
- 1993年
- アメリカの医療刑務所に慰問公演を行う
- 1996年
- 福井県教育庁学校教育の道徳実践活動推進委員となるスイスのエイズ患者施設アンカーハウスでの慰問公演を行う
- 1997年
- 岡山県長島愛生園ハンセン病収容施設慰問(癩予防法撤廃記念)
- 2000年
- ドイツに於ける和太鼓「和同響グループ」育成
- 2003年
- 越前市人権擁護委員に任命タイ「生き直しの学校」スラム街・バングラディシュの小中学校などで公演
- 2004年
- バングラディシュ オスマニーホール(日本大使館主催)などにて公演
- 2006年
- 福井刑務所慰問25周年記念事業開催
- 2007年
- 和太鼓はぐるま結成30周年記念公演「今・心は何処に向かうべきか」(赤い羽根協働募金配分事業)
主な講演テーマ
「頂いた縁を生きる」
「頂いた縁を生きる」
日々生活の中にあって遭遇する出来事は、到底逃げ場を見つけられない苦悩の体験を強いるものであるが、そうした中にあって、身を削る思いで育てた我が子が思春期になり、想像もしなかった法に触れる不祥事を引き起こしたり、学校への不登校問題につまずいたり、いじめ問題の渦中に入る等、様々な問題を宛がってくる時、親達は「何故に我が子に苦しめられる」と苦悩の時を息づかねばならなくなる。私はそうした苦悩を「頂いた縁」と受け止めることによって、忍を自らに強いる力を見いだせることに気づかされてきた。他ならぬ実の娘たちの成長過程にあって、親なる者の心情を育てられたのではないかと思っている。そのことで僅かでも子供のために苦悩する親たちにエールを送り、又、親としての成長を促すことが出来ればと手を合わせて止まないものである。思いがけぬ出来事こそ、神仏からの賜り物と自らを育てさせて頂く「縁」と受け止めさせて頂くばかりである。
「ひとりには一人の光がある」
「ひとりには一人の光がある」
教育歴五十年。子供のみならず、教師の心根までもお育てになられた命の教育者であられた、故・東井義雄先生のお言葉である。「家庭環境」という命を育む土壌にあって、命の芽を親によって踏みつけられ、虐待という暴力行為によって心身に傷を負って来た少年少女たちは、自己の存在すらも否定するといった切ない心情を抱いて生きるようになる。学業を離れ、シンナーはもとより、薬物の回し打ちによってC型肝炎を発病したり、精神科に入院させられたりして来た体験を持ち、何かに真摯に打ち込む事柄にも出会う機会を見出せずに来てしまった。そうした少年少女たちも「生まれ出て来た喜び」を実感出来る環境の中に身を置き、失敗を許される体験を幾つも与えられ、自分の可能性を自らが引き出して行く喜びを味わっていく時、自分すら知らなかった別なる自分との出会いをすることによって真の命の輝きを放つ事が出来るという確信を、三十年の歳月を子供達と共に生きて来た中で得ることが出来た。今、大人に求められるものは「一途に子供を見守り、待ち続ける力」ではないだろうか。
「輝かそう子供たち」
「輝かそう子供たち」
「子供は否定をした所からは育たない」学校長、鎌倉市長、後には全国良寛会の代表を務められた、故人・小島寅雄先生より、一人の少女との共同生活にあって、暴力団との関わりから売春やカツアゲ、そしてシンナー中毒との戦いを見守る中、少女の養育に根を上げていた私が頂いた言葉である。「どうしようもない子供」と見なす時期がある。知らず知らずに根を上げ、親の力の無力さを嘆きに変えたき時がある。そうした時期に吐く言葉によって、子供達は自ら命の輝きを失せて行くことを気づかされた。子供達は、不器用なまでの表現すらも、その子にしか無い輝きがあると受け止められ、肯定されることによって、命の回復をして行くことが出来ると教えられる。
「母力を継ぐ」
「母力を継ぐ」
物質が豊かになり、様々な機会の能力を生活に活かすことが出来る世の中となり、一代前を生きてくれた母親達が味わった苦労を体験することは少なくなった。そうした状況と共に、私たちは母と呼ばれる身でありながら、自らの母親達が子に成してくれた母性行為を果たし得ることも失せつつあるのではと思えるようになってきた。「犠牲」という言葉の上で、子供を育てることを生き甲斐とまでに励んでくれた母を振り返る時、「母である者」の本来の姿を改めて思い知らされてならない。母とは、子供の命を産み育て、子の心までもを育ててくれる役割の存在と思い知る。母の生きて見せてくれた背中、その生き方を思い出し、一つ一つ手でなぞるように習うとき、私たちは母としての力を母の思い出の中で見出しつ、自らも又、母としての力をつけなくてはならないと言い聞かせるばかりである。その力は、娘たちや孫たちへと受け継がせてゆくものとしなくてはならないとしみじみ思うばかりである。
主な実績
講演実績
【講演実績】
・現人権啓発同和問題提議に於ける講演
・保育園・小中学校での講演、教職員組合・裁判所調査官・更正委員・保護司などを対象としての講演依頼等
非行、引きこもり、家庭内暴力、薬物依存、ニート、無気力、学習障害、虐待、不登校などの問題を抱えた子供達と共に共同生活をしながら、子供達の自立支援サポートフリースクール「はぐるまの家」のおっ母ちゃんとして、「人間とは」「生きるとは」をテーマに子供達に道徳教育を行っている。
【受賞歴】
2003年 法務大臣賞受賞
2004年 福井新聞文化賞受賞
本
- 『母子をならう』(若越出版社)
- 『十指に子を抱く』(若越出版社)
- 『親子に架ける橋』(若越出版社)
- 『家族を夢みて』(若越出版社)
- 『私からの贈り物』(若越出版社)
講演料金目安
- 240,000円(消費税、交通費別)