幼い頃から、水産生物に興味を持ち、79年に東海大学海洋学部水産学科卒業後、新潟県瀬波水族館へ就職。青森県営浅虫水族館を経て、89年に大阪ウォーターフロント開発株式会社へ入社。大阪・海遊館の開館から携わる。3つの水族館の飼育係として、生物飼育技術を磨く。05年からは、フリーとして、執筆活動を精力的に行っている。一方で、余暇を利用し、国内外の市場で水揚げされる水産物や干物、アラスカ、カナダ、メキシコ、カリブ海、オーストラリア、東南アジアなどの海に潜り、魚や鯨類、アザラシなど様々な生き物たちの写真を撮り続けている。これまで、多くの海の生き物と関わってきたことで感じている、海洋汚染への危惧を、様々な写真を交えながら、講演で伝える。新野氏の海の生き物への愛が溢れる講演である。
ご相談は無料です。
業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。
検索キーワード
ランキング
料金別
人気講師
経歴
- 1957年
- 東京都生まれ
- 1979年
- 東海大学海洋学部水産学科卒業新潟県瀬波水族館に就職、飼育係になる。
- 1982年
- 青森県営浅虫水族館開館準備のため転職、和歌山県太地町でバンドウイルカを約1年間訓練し、青森に輸送。
- 1989年
- 海遊館開館準備のため大阪ウォーターフロント開発株式会社に入社、飼育設備の検討、生物の収集、蓄養などを行い海遊館を開館させる。
- 2004年
- 13年かけて撮り貯めた大阪湾の生き物たちをまとめた『大阪湾の生き物図鑑』(東方出版)を上梓
- 2005年
- 読売新聞(西日本版)に「潮音風声」を連載(5回)海遊館を退社、フリーとなり執筆活動などを行う。
- 2006年
- 約10年撮り溜めた、魚介類の干物を干している風景の写真を集めた『干物のある風景』(東方出版)を上梓
- 2007年
- 荒俣宏氏の著書『磯魚ワンダー図鑑』(新書館)に執筆協力共著で『アラマタ大辞典』(講談社)を出版
- 2008年
- ナショナルジオグラフィック日本語版2008年7月号に「奇跡の海・相模湾」を荒俣宏氏と共著
主な講演テーマ
<環境・自然・海洋汚染>
「私たちのくらしと海洋汚染のかかわり 大阪湾の生き物を通して 」
<環境・自然・海洋汚染>
「私たちのくらしと海洋汚染のかかわり 大阪湾の生き物を通して 」
東京湾と並んで、一見汚い海の代表と言われている大阪湾。しかし、そこにも、「様々な生き物たちが息づいていて、豊かな海なのだ」ということを海遊館時代に十数年通い続けた大阪湾で、多くの生き物と出会い、知りました。もっときれいな海にするためには、私たちはどうすれば良いのか? 海の生き物のための環境保護を願って、大阪湾で撮影した写真を交えながら、お話します。
「野生動物との出会い」
「野生動物との出会い」
バハマのドルフィンサイトのタイセイヨウマダライルカ、バハ・カリフォルニアのシロナガスクジラ、アラスカの自然とザトウクジラ、知床のヒグマなど自然の中の生き物たちとの出会いの話をしながら、地球規模での自然保護の在り方についてお話します。
<教育>
「”しつけ”の本質 イルカの訓練から 」
<教育>
「”しつけ”の本質 イルカの訓練から 」
水族館の飼育係の前半はイルカの訓練に夢中でした。イルカの飼育訓練は、子どもを育てていく上での“しつけ”と共通しているところがあります。イルカをどうやって育て、ショーができるように飼育訓練を行ってきたのかを交えながら、お話しします。
<食・魚を食べよう!>
「干物の魅力」
<食・魚を食べよう!>
「干物の魅力」
機械乾燥による魚の干物が出回る今日、天日干しの干物がなくなるのではないかという危機感を持ちながら、日本全国、東南アジアの一部を十年以上に渡り回って撮影した干物のある風景や、100種を超える干物になった魚介類を写真で紹介しながら、干物の美しさ、美味しさの秘密について話します。最近は外国産の魚を使った干物も多く出回っているので、食品偽装問題と絡めてお話しします。
「水産生物と食」
「水産生物と食」
『魚貝食材大百科』『フグの飼い方』『干物のある風景』などの取材、執筆で得た経験や知識から、クジラ、イルカ、ウミヘビ、ウミガメなどの食べられてきた歴史や調理方法その味、フグ毒や、人間との係わり、クサヤの匂いの正体についてや、イセエビやハダカイワシやトウジンなど深海魚の干物の話とその味など、水産生物の食に関する話を通し、水産物にもっと興味をもってもらい、好んで食べていただけるようにお話しします。
<水族館の裏側>
「水族館の裏話」
<水族館の裏側>
「水族館の裏話」
26年間の水族館勤務の中で、2つの大きな水族館の開館に携わり、浅虫水族館開館に向け和歌山県太地長で約1年行ったイルカの訓練や、様々な難問を乗り越え無事海遊館の開館を成功させた経験から、生き物の収集や輸送、訓練、飼育する水はどこからなど、「どうやって?」と皆さんが普段疑問に思っている水族館の秘密について、とっておきの話をさせていただきます。
主な実績
講演実績
【講演実績】
「生き物っておもしろい!」(P&A 日本ペット&アニマル専門学校 SUMMER FESTA 08/2008年7月22日)
「水族館の飼育係になるには」(東海大学海洋学部水産学科/2007年10月3日)
「海から」(大阪湾環境保全協議会 大阪湾再生市民フォーラム 足元から見る10年先の大阪湾 パネラーとしても参加/2005年3月19日)
「湾内の生き物から見た大阪湾の環境」(大阪湾環境保全協会 環境学習会/2004年12月3日)
「二色浜の生き物たち」(大阪府貝塚市自然遊学館 特別普及講演会/2004年8月7日)
「地球環境問題としての「環境汚染」 私たちのくらしと海洋汚染のかかわり」
(大阪府港区地域環境フェア実行委員会 港区環境講座/2001冬)
他多数
【トークショー実績】
荒俣宏トークショー&サイン会 『磯魚ワンダー図鑑』刊行記念(丸善/ゲストとして/2007年8月5日)
「野生のイルカと泳いたぞ!」(朝日新聞社(大阪)「知ってイルカ展」トークショー/2001年8月8日)
他多数
【執筆】
ナショナルジオグラフィック日本語版「奇跡の海・相模湾」(2008年7月号/荒俣宏氏と共著)
読売新聞(西日本版)「潮音風声」(2005年/5回連載)
朝日小学生新聞「ギョ!顔図鑑」(1997年/12回連載)
東奥日報「海日和」(1989年 1999年/41回連載)
朝日新聞「北の仲間たち」(1988年 1989年/12回連載)
東奥日報「魚ッチング!」(1988年 1989年/38回連載)
他多数
【DVD】
「海洋紀行・竜宮城めぐり1 4」イーネットフロンティア2006のナレーション
「探偵!ナイトスクープ 傑作選1巻」の「ネコザメよし子」に出演
【メディア出演】
ABC「探偵ナイトスクープ」(生物ネタの時には準レギュラーで登場)
YTV「大阪ほんわかテレビ」
NHK「熱中時間」(干物熱中人として出演)
他多数
本
- 『海遊館の魚たち1』(共著 東方出版) ・『海遊館の魚たち2』(共著 東方出版) ・ポストカードブック『たてごとあざらし』(共著 マリン企画) ・『水族館と小学生』(共著 リバティ書房) ・『超水族館のウラ・おもて』(共著 日本経済新聞社) ・『フグの飼い方』(共著 マリン企画) ほか、写真を多数提供
- 『磯魚ワンダー図鑑』(共著 新書館)
- 『アラマタ大辞典』(共著 講談社)
- 『食材魚貝大百科4巻』(共著 平凡社)
- 『魚の顔』(東方出版)
- 『大阪湾の生きもの図鑑』(東方出版)
- 『干物のある風景』(東方出版)
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
お問い合わせください。