名選手、そして名監督で知られている岡田彰布監督。1980年にドラフト1位指名で阪神に入団。現役時代は新人王、ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)、オールスターゲームMVP、月間MVPなど数々のタイトルを受賞。選手引退後は阪神タイガース、そしてオリックス・バファローズの監督として活躍。引退直後の二軍監督、コーチ時代の育成力が後の優勝へと結びつく。2013年からは野球評論家として講演会、野球解説、バラエティー番組など様々な場所で活躍中。プロ野球界の先輩として聞ける話はとても貴重。特に講演では、華やかな阪神の現役時代、優勝した監督時代の事のみならず、引退後に二軍監督、コーチとして数々の選手を育成した人材育成ノウハウ、手腕を中心に、その他優勝チームの監督、最下位のチームの両方の経験からの組織論等を熱く語ります。
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経歴
- 1957年
- 大阪府生まれ。
- 1976年
- 北陽高校卒業(現 関西大学北陽高校)。早稲田大学野球部入部。1年生秋から三塁手としてレギュラー入り。
- 1979年
- 1979年度ドラフト1位。
- 1980年
- 阪神タイガース入団(~1993年)。セ・リーグ新人王/最優秀新人賞受賞。オールスターゲームMVP受賞。
- 1985年
- 8月、月間MVP受賞。阪神タイガース優勝。ベストナイン賞受賞。ゴールデングラブ賞受賞。
- 1988年
- オールスターゲームMVP受賞。
- 1989年
- 6月、月間MVP受賞。
- 1994年
- オリックス・バファローズへ移籍(~1995年)。1995年 オリックス・バファローズ優勝。
- 1996年
- オリックス・バファローズファーム助監督兼打撃コーチ(~1997年)。1997年 オリックス・バファローズ、ウエスタンリーグ優勝。
- 1998年
- 阪神タイガースファームコーチ。阪神タイガースウエスタンリーグ優勝。
- 1999年
- 阪神タイガースファームコーチ兼打撃コーチ。阪神タイガースウエスタンリーグ優勝。
- 2000年
- 阪神タイガースファーム監督(~2002年)。2001年、2002年 阪神タイガースウエスタンリーグ優勝。
- 2003年
- 阪神タイガース一軍コーチ。阪神タイガース優勝。
- 2004年
- 阪神タイガース監督(~2008年)。2005年 阪神タイガース優勝。セ・リーグ最優秀監督賞受賞。
- 2010年
- オリックス・バファローズ監督(~2012年)。
【通算成績】
1639試合/1520安打/247本塁打/.277打率
【オールスター出場】
1980~1982年/1985~1986年/1988~1990年/2004年/2006~2008年 - 2023年
- 阪神タイガース監督就任(~2024年)。2023年 阪神タイガース優勝。
主な講演テーマ
育てながら勝つ!~若手を伸ばす育成法と勝機をつかむ決断力~
育てながら勝つ!~若手を伸ばす育成法と勝機をつかむ決断力~
「人材育成こそが組織に繁栄をもたらす!!」バックスクリーン3連発や阪神の優勝監督等、華やかな側面ばかりライトアップされがちな岡田彰布氏。しかし、氏が講演で最も熱く語るのは「人材育成こそが組織に繁栄をもたらす!!」と言う事。人材育成をするには、まず“明確な目標”を(興味)を持たせる。そして、“成功体験”を積み重ねさせる。二軍監督、コーチ時代に若い選手(2軍)には、まず技術から教え、 こんなことができるから1軍選手である等、明確な目標(興味)を持たせながら、育成を行った。また、「勝つことを知ると3、4の実力の選手でも、6、7の力を出せる」と言うのが持論で、比較的勝つことができそうな試合を積み重ねさせ育成してきた。実例では、元メジャーリーガーとして活躍した藤川球児選手の適性を見出し、 「これがオマエの生きる道や!」と配置転換した事など代表として挙げられる。 講演では、実在の選手、チーム名を例示しながら、自ら経験してきたエピソードと人材育成論、組織論を。
チームマネジメントと人材育成~優勝と最下位、一軍監督と二軍監督の両方を経験して~
チームマネジメントと人材育成~優勝と最下位、一軍監督と二軍監督の両方を経験して~
阪神での優勝、オリックス・バファローズでの最下位。また優勝を目指すことが目標の一軍監督、若手の育成が主な目標の二軍監督。いろいろな立場での監督経験をした岡田氏が語る組織論、人材育成論。組織論の講演では、「組織の中には、反発してくる人間(コーチなど)も必要。意見を言い合えないと話し合いにならない。YESマンはダメ。生え抜きばかりのコーチ陣もダメ。」と語る。また、育成論の講演では、指導、育成への情熱や監督・選手お互いが同じ思いを共有する喜びを語る。「基本的に、人が何を考えているのかを考えるのが好きだ。例えば、打てなかった選手が、翌日、どんなことを考えながら練習しているのか。ここを修正しようと思ったんやななど、選手の心の動きを想像しながら練習風景を観ている。(自分が考えていたことと)選手の考えが同じだったらすごく嬉しいし、選手も(同じ思いを監督が共有してくれていることで)、嬉しいと思ってくれるようだ・・・」岡田氏の情熱あふれる講演は、企業でも好評を得ている。
主な実績
テレビ
日本テレビ | PRIDE&SPIRIT日本プロ野球2009/ プロ野球~甲子園/ |
---|---|
TBS | クイズ☆タレント名鑑伝説スターの限界SP/ S☆1Jスポ/ |
テレビ朝日 | スーパーベースボール/ |
テレビ東京 | 開運!なんでも鑑定団/ |
その他多数 | / |
受賞歴
1980年 | セ・リーグ新人王 | |
---|---|---|
1980年 | 最優秀新人賞 | |
1980年 | オールスターゲームMVP | |
1985年 | 8月月間MVP | |
1985年 | ベストナイン賞 | |
1985年 | ゴールデングラブ賞(二塁手) | |
1988年 | オールスターゲームMVP | |
1989年 | 6月月間MVP | |
2005年 | セ・リーグ最優秀監督賞 |
本
- 『金本・阪神 猛虎復活の処方箋 (宝島社新書)』(宝島社)
- 『そら、そうよ ~勝つ理由、負ける理由』(宝島社)
- 『プロ野球 構造改革論 (宝島社新書)』(宝島社)
- 『なぜ阪神はV字回復したのか? (角川oneテーマ21)』(角川書店)
- 『動くが負け―0勝144敗から考える監督論 (幻冬...』(幻冬舎)
- 『頑固力―ブレないリーダー哲学 (角川SSC新書)』(角川SSコミュニケーションズ)
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
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