国内だけでなく海外からも非常に人気の高い観光地として常に上位にランキングされる京都。国籍や宗教、人種をこえて多くの人たちに愛され続けている京都の本当の魅力とは何か？何故京都はこんなにも多くの人を魅了し続けられるのか？京都の産品に特化した通販事業を営む者として、日々の京都人との触れ合いの中で感じ取った京都の生の魅力を、時には真剣に、時には面白く、様々な角度でお伝え致します。京都は本当に奥深く、知れば知るほど知らない事を発見する街です。１２００年の歴史があり、多くの世界遺産を有し、伝統と格式を重んじる一方、古い事だけにこだわるのではなく、新しい事も積極的に取り入れる傾向が強い事には驚かさます。しかし、何でも古いままにしておくのではなく、何でも新しい事を取り入れるわけでもなく、その尺度は独特です。それが外から見ると閉鎖的と感じられる事に繋がっているかも知れません。日本の文化・習慣・食・言葉などあらゆる基礎を築いて来た、そんな京都独特の価値観を通じて、京都のディープな魅力に触れて頂きます。

大学を卒業してから約四半世紀の東京暮らし。家庭も仕事も東京を中心に送る日々の中、突然ふって湧いて来た生まれ故郷京都への引っ越し。会社設立以来１０年以上にわたり築き上げて来たものを東京に残し、生まれ故郷京都に何の準備もなく戻って来ました。人脈も殆どない環境の下、「何か京都でしか出来ない事業を立ち上げる事は出来ないか！」と毎日色々な人に出会って行く中で、少しづつ京都の事が見えて来ます。そしてその魅力に取りつかれて行く一方で、京都が培って来た歴史を継承しながら新たに発展して行く事への課題も数々見えて来ました。自分の人生で東京時代は修行時代であったと気付き、自身の持つスキルを京都に注ぐ事、それが天命であると思う様になって来ました。「世に生を得るは事を成すにあり」という幕末の志士・坂本龍馬の言葉があります。若い頃にその言葉に出会い、いつもどこか頭の片隅にあったこの言葉に、ようやく「事を成す」日々を送っています。この様な私の体験を通じて皆様の人生の中で、特に自身の本当に進むべき道が何なのかを模索している方々にとって何かヒントを得て頂く事が出来れば幸いに思います。

年齢に関係なく、起業する事を迷っておられる方や起業後壁にぶつかり立ち止まっている方に、自身の経験を基に起業に関してお話しさせて頂く事で、皆様が一歩前に進んで頂く為のヒントに繋がればと思います。私は大学卒業後、日本企業と外資系企業それぞれ１社に合計約１０年勤めていました。今の様には転職や起業が盛んに行われていなかった時代、即ち終身雇用が一般的な時代に、ましてや大企業に勤めている社員の独立はまだ珍しい時代でした。そんな状況下、独立はある意味今より勇気が必要で成功も失敗も前例が少ない中、私は具体的な事業計画がないままサラリーマンを辞めて起業の準備をはじめました。そこまで自分をかきたてた物とは何か？起業にはどの様な準備が必要か？何が大切なのか？自分にはどんな武器があるか？当時を振り返ってお話しさせて頂きます。また当然の事ですが起業は単なるスタートであって、長く事業を遂行して行く為には様々な難関を乗り越えて行く必要があります。１５年以上会社を継続する事で学んだ事をお伝えさせて頂きます。