日本大学藤沢高校ではエースとして活躍し、1998年春の選抜高校野球大会ではチームをベスト4進出へと導いた。同級生で同じ神奈川県の横浜高校・松坂大輔とは1997年秋の県大会決勝戦、同年関東大会決勝戦、1998年春の関東大会決勝戦と計3度対戦している。特に1998年春の関東大会では、延長13回150球の熱投を演じるも0-1で惜しくも敗戦投手となった。松坂自身もこの試合を「高校時代のベストゲーム」と振り返っている。
日本大学(東都大学野球連盟)に進学後は、同級生の村田修一(元横浜、巨人)らとともに活躍し、3年時の2001年にエースとして17季ぶりのリーグ優勝に貢献。その年の11月に台湾で開催された第34回IBAFワールドカップに日本代表(プロ・アマ合同)として出場している。
2002年のドラフトでヤクルトスワローズから3巡目指名を受け入団。
1年目の7月にプロ初登板を果たし、以降先発ローテーションに定着。2年目は怪我の影響で登板機会はなかったが2005年に一軍復帰を果たし、待望の初勝利をマークした。プロ6年目の2008年からは5年連続で2桁勝利を挙げる活躍で、2008年に最高勝率投手賞(防御率2.29)、2009年には最多勝利投手賞(16勝)にも輝いた。
その一方で、3度に及ぶトミー・ジョン手術など、計10度(うち1回は引退後)の手術を敢行。度重なる怪我や手術に苦しみながらも、復帰後には150km/hの圧巻の投球や6勝を挙げる活躍で2015年にカムバック賞に輝いた。
2019年に惜しまれつつも現役を引退し、翌2020年から東北楽天ゴールデンイーグルスの二軍投手コーチに就任。データの活用や自らの経験を踏まえ、若い投手陣を中心に指導を行った。
2022年からはルートインBCリーグの福島レッドホープスの投手チームコーチ兼企画運営に就任。福島を拠点に野球を通じた地方創生にも力を入れている。
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経歴
- 1981年
- 3月17日生まれ
神奈川県厚木市出身 - 2002年
- ドラフトでヤクルトスワローズから3巡目指名を受け入団
- 2008年
- 最高勝率投手賞(防御率2.29)
- 2009年
- 最多勝利投手賞(16勝)
- 2015年
- カムバック賞
- 2019年
- 現役引退
- 2020年
- 東北楽天ゴールデンイーグルス二軍投手コーチ就任
- 2022年
- 福島レッドホープス投手チーフコーチ兼企画運営に就任
主な講演テーマ
10度の手術、191針からのカムバック~不屈の哲学~
10度の手術、191針からのカムバック~不屈の哲学~
- ジャンル
- :セルフマネジメント
現役17年間で最多勝のタイトルを獲得し、エースとしてもスワローズの14年ぶりのリーグ優勝に貢献した館山昌平のプロ野球人生は長い怪我との戦いでもありました。3度のトミー・ジョン(靭帯再建)手術を含む計10度の手術で縫った針の数は計191針。文字通り傷だらけになりながらも、その度に復活してきた鉄腕は度重なる怪我や逆境を諦めずにどのように乗り越えてきたのか。その秘訣を「不屈の鉄腕」館山昌平のストーリーを通して皆さんにお伝えします。
主な実績
講演実績
小学校、中学校、高等学校など
戦績
通算成績:279試合85勝68敗10セーブ | 防御率3.32 |
受賞歴
ベスト・ファーザー イエローリボン賞 in プロ野球部門 |
講演料金目安
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