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山家又祐

山家又祐山家又祐やまげまたすけ

現代QOL研究所 事務局長/ コンサルタント / 獣医師/ Ph.D

山家又祐

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熱帯地域の風土病であるカラ・アザールの病原体リーシュマニアやアフリカ眠り病の病原体トリパノソーマの分子生物学的解析、アフリカの牛のダニ媒介性感染症・東海岸熱(イースト・コースト・フィーバー)の新規ワクチン開発、高病原性鳥インフルエンザの監視・防疫・疫学を専門とする。ワシントンDC郊外のベセスダにある米国立衛生研究所NIH、ケニア・ナイロビにある国際家畜研究所ILRI、東京にある国際獣疫事務局OIEアジア太平洋事務所、バングラデシュ・ダッカの国際連合 食糧農業機関FAO 越境性動物病緊急センターなどで勤務。

出身・ゆかり

専門分野

熱帯地方の風土病/バングラデシュ/ケニア/高病原性鳥インフルエンザ/動物由来の感染症/南方熊楠の今日的意義/ヤマゲノミクス

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経歴

1978年
山口大学 獣医学科卒業  
1980年
東京農工大学大学院(獣医学専攻)修了 
1980年
東京大学 医科学研究所 熱帯病研修  
1981年
東京大学 大学院医学研究科博士課程(医動物学)に在籍(1985年 退学)しながらスイスに留学 
1994年
スイス・ベルン大学大学院理学研究科博士課程(分子生物学)修了(Ph.D) 
1996年
米国立衛生研究所NIH(ワシントンDC郊外ベセスダ)にてフォガーティ・フェローとしてリーシュマニアの遺伝子解析の研究に従事 
2000年
日本学術振興会招聘研究員として東京大学医科学研究所にてマラリア遺伝子解析の研究 
2001年
米国農務省USDA(ワシントンDC郊外ベルツヴィレ)にてニワトリの寄生虫病の研究 
2002年
ケニア・ナイロビ国際家畜研究所ILRIにて国際チームで分子生物学者としてダニ媒介性のウシ感染症・東海岸熱の新規ワクチン開発に参画 
2006年
国際獣疫事務局OIEアジア太平洋事務所(東京)にて東アジアにおける高病原性鳥インフルエンザの防疫プロジェクトに参画 
2009年
国際連合 食糧農業機関FAO(本部ローマ)よりバングラデシュ・ダッカの越境性動物病緊急センターECTADに赴任、シニア・テクニカル・コーディネーターとして高病原性鳥インフルエンザの防疫・監視に従事し、バングラデシュ政府・漁業畜産省畜産普及局DLSへアドバイス役を務める。 
2015年
帰国 

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主な講演テーマ

国際公務員として高病原性鳥インフルエンザの制圧・防疫・監視をした

国際公務員として高病原性鳥インフルエンザの制圧・防疫・監視をした

ジャンル
防疫/健康/国際/疫病
聴講対象者
教育関係者/学生/行政

高病原性鳥インフルエンザは63カ国に広がりいったんは終息の宣言をした国々がほとんどである。しかし、ふたたび発生に見舞われる国々やあたらしく感染が起こる国があらわれ、途上国のみならず先進国においても予断を許さない状況である。それは、インドネシア、ベトナム、中国、エジプト、バングラデシュなどのように、生きたニワトリやアヒルが消費者に直接売られる生鳥市場や庭先養鶏が日常生活と切っても切れない密接な国々においてすでに高病原性鳥インフルエンザが風土病として土着化してしまっている地域を感染源として渡り鳥などにより伝播されることから侵入をふせぐことがひじょうに困難をきわめるからである。ニワトリや卵の生産者から消費者にいたるまでのさまざまなレベルでの防疫の対策を必要とする。浸淫国のひとつであるバングラデシュにおいて国際連合 食糧農業機関FAOの越境性動物病緊急センターでシニア・テクニカル・コーディネイターとして5年3ヶ月勤務した経験を一般向けまたは防疫に従事する専門家を対象として話す。

動物からヒトにうつる病気

動物からヒトにうつる病気

ジャンル
健康/病/安全
聴講対象者
企業/JA

生誕150周年における南方熊楠の今日的意義

生誕150周年における南方熊楠の今日的意義

ジャンル
歴史/民俗学/偉人
聴講対象者
一般市民

日本人により英語で日本の存在を主張するのは内村鑑三『代表的日本人(1894)』、新渡戸稲造の『武士道(1900)』、岡倉天心『東洋の理想(1903)』、『日本の覚醒(1904)』などにはじまるとされるが、南方熊楠はそれらにさきだち1893年にイギリスの「ネイチャー」誌に『東洋の星座構成』と題する論文を発表するのをかわきりに合計51篇の投稿論文により、西洋人が解決しきれないでいた種々の問題にたいしてみずからの圧倒的な知識とたくみな西洋的論理をもちいて英語でとりくむことにより、当時の日本人のだれにも勝ち得なかった賞賛と尊敬を西洋の知識人からうることに成功した。「ノーツ・アンド・キウィリース」誌には合計323篇の投稿論文を掲載し、名声を揺るぎないものにした。それは日本人が英語で日本について語るよりも日本の文化と科学の存在とその質の高さを欧米に知らしめるうえで効果的だった。
その南方熊楠が生まれてからことし(2017年)が生誕150周年をむかえる。いままでその評価はまだじゅうぶんにはなされているとはいえない。この記念すべき年に熊楠の業績の再評価をすることは意義がある。

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主な実績

講演実績

東京大学/憲政記念館/川喜田研究所KJ法本部/その他多数

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