【主な内容】
ビジネスは意思決定の連続です。
Excel（エクセル）が多くの企業で使われていますが、「パソコンなんだから何となく使えるようになる」、「現場では後任者へ引継ぎは行われているが、パソコンに関する理解は不充分なままである」などの様子はありませんか？
電話応対や名刺交換・接客のロールプレイングなどと同様、データ活用やパソコンも、全体で理解をしておく必要があります。

その理由は「データも意思決定に活用されているから」です。

企業でデータを扱うのは、件数や人数・個数・金額といった「数」にまつわるものです。
つまり営業・販売部門であれば、売上の個数や金額、総務部門であれば経理上の科目の金額・人数や時間、その他調査、開発など幅広い部門でデータは扱われます。

この内容は、パソコン作業を行う方のほか、作業を依頼する方、管理者・経営者もまず「意義」から理解をしていただきたいと願っています。

1. ビジネスでデータを活用する目的
・意志決定は行動の前に行うもの
・データ活用のポイント5S
・データ活用におけるExcelの5大機能
・数字を扱う前に あなたができること

2.データ活用に便利なExcelの機能
・フィルタ機能でデータの抽出
・VLOOKUP関数、XLOOKUP関数でデータの併合
・ピボットテーブル機能で集計

3.データの内容を理解／訴求する・1～グラフ
・用途に応じたグラフ選び
・グラフ利用の注意点
・演習：Excelのグラフ操作

4.データの内容を理解／訴求する・2～平均値など
・データの特徴を一つの値に要約することとは
・平均値の特徴や注意点、中央値
・データのばらつき具合
・演習：平均値などを求めるExcelの関数

【主な内容】
統計学の手法を利用して、Excelを計算機として使うことで数値予測ができます。
決して「必ず当たる予測」「万能に使える予測」をするものではありません。

予測は「見立て」のために行います。

しかし「一人ちゃんとバッチリ予測できる人がいるから大丈夫だ」という状況があるとしたら、その方が何かの事情で不在になったり、また退職や異動になったら、その後も同様に意思決定を行うことはできるのでしょうか？

そしてもし予測がはずれてしまっても、その後の対策のために役立てるのです。
また毎日頑張るスタッフは、予測を見届けた後も引き続き、そのメンバーとして活躍をします。
そのため、予測を行う「真の意義」を意思決定層からスタッフ層まで理解の一致を図っておく必要があるでしょう。

1. ビジネスでデータを活用し、予測を行う目的
・意志決定は行動の前に行うもの
・データ活用のポイント5S
・数値予測への向き合い方
・数値予測の主な種類

2.演習：Excelの機能
・散布図
・折れ線グラフ

2.相関関係を利用した数値予測（回帰分析）
・相関関係
・CORREL関数
・予測をするための式を作る
・変化する要因が2つ以上の場合の回帰分析（重回帰分析）
・変化する要因が数値データ以外の場合の回帰分析

3.データの推移のみを利用した数値予測
・折れ線グラフ
・近似曲線の追加機能（各種近似の説明）
・移動平均値

その他ご予算等に応じて、季節性のある商品・サービスの予測にも使える方法など、その他の分析による数値予測も採り上げます。