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菅原恵理子

菅原恵理子菅原恵理子すがわらえりこ

ユーラシア21研究所特別研究員

菅原恵理子

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丸の内OLを経て日本語教師となって13年、世界中50カ国以上に教え子がいる。しばしば学生の出身地を中心に訪ねて交流を重ね、訪問国・地域は22ヶ所。近年は、外務省、内閣府が実施する「北方四島相互交流」(通称「ビザなし交流」)に参加し、歯(はぼ)舞(まい)群島(国境警備隊以外の住民不在)を除く北方四島全島(択捉島・国後島・色丹島)を何度か訪問する。また、同プログラムの専門家派遣事業により、日本語講師として色丹島で1ヵ月半に亘り、ロシア人への日本語教育を実施した。一方では、「全ての文化の基本は言葉と料理」をモットーに、フードアナリストとしての視点からも、異文化理解や異文化交流の重要性を説く。趣味の旅行や食べ歩き、料理好きが高じて、沖縄、中華、タイ、韓国、スペイン、イタリア料理教室も不定期に開催。また、大学時代に神谷不二教授の国際政治ゼミに所属し、青梅マラソンを伴走したことがきっかけとなり、以後、都内近郊での様々なレースに参加。第1回目の東京マラソンを完走し、ジョギングの楽しさ、マラソンの素晴らしさを実感し、所縁のある色丹島で日露マラソン大会を開催することを目標としている。

出身・ゆかり

専門分野

国際交流/国際協力/日本語教育/北方四島相互交流/日露関係

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経歴

1972年
1月、父の転勤先の福岡県福岡市生まれ、2歳まで過ごす。幼稚園から大学院まで東京六本木の東洋英和女学院に学ぶ。 
1994年
4月より3年半の丸の内OL生活を経て、日本語教師に転じる。 
1997年
10月より半年間、オーストラリアの州立高校にて日本語教育に携わる。 
1998年
4月より、都内や近郊の日本語学校、語学専門学校、ビジネス専門学校にて日本語・英語講師を務める(現在に至る)。 
2005年
7月、「北方四島相互交流」(以下「ビザなし交流」)国後島・択捉島訪問 (小池百合子担当大臣と同行) 
2006年
9月、「ビザなし交流」色丹島訪問 
2007年
4月より、ユーラシア21研究所特別研究員(現在に至る) 
2008年
6月、「ビザなし交流」専門家派遣事業(日本語講師):色丹島滞在 
2010年
10月より、東京大学大学院の日本語教室にて日本語講師(現在に至る) 
 
現在、他に、読者モデル、料理研究家、市民アスリート、国際関係研究者など。 

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主な講演テーマ

「日本人の国際感覚:真の国際人とは」

「日本人の国際感覚:真の国際人とは」

英語が話せれば立派な国際人!?いえいえ、言葉はあくまでも手段であって、重要なのは何を語れるかです。世界はとても広く、もちろん全ての地域で英語が通じるわけではありません。外国語が話せなくても、「武道を○年してきた」「肉じゃがが作れる」「日本語の歌を歌う」ことでも、立派な民間アンバサダー(外交官)になれてしまいます。真の国際人を目指しましょう。そもそもなぜ、外国と仲良くしなければならないのでしょうか?日本を取り巻く環境を共に見直し、考えてみましょう。

「コミュニケーション能力を高めるには」

「コミュニケーション能力を高めるには」

自分の足を使い、たくさんの物を見たり感じたりして、五感を研ぎ澄ませましょう。コミュニケーションをとる上で一番大事なことは、相手が望んでいることを感じ取ることです。そのためには、日頃から自分の感性を磨いて、様々なことに敏感になっておく必要があります。一日として同じ日は訪れません。毎日の生活でも、五感を発達させ、心が豊かになることを自分から探し出し、これから出会う人にも発信させられるようにしたいものです。多くの留学生から教えてもらった世界中の小さなヒントをお教えします。相手がどの国の人であっても、共通点を喜び、相違点を見出してそれを尊重し、リスペクトし合いましょう。人間は皆同じではありません。世界はいい意味で不平等なのです。

「食べて走ろう!」

「食べて走ろう!」

足を痛めない上質なジョギングシューズを手に入れ街へ飛び出せば、メタボリックシンドロームも解消され、自然とお腹も空き、夜はぐっすり眠れます。「食べて走る」を生活のリズムにしてしまえばこちらのものです。「健全なる精神は健全なる身体に宿る」ことを体感してください。ローコストでできるジョギング。不景気な時代だからこそ原点に戻り、健康的なライフスタイルへとchangeし、食にも関心を持ち、食べても太らない体を手に入れ、毎日を楽しく過ごしましょう。

「心が通う国際交流 北方四島の生活から学んだ 自分、人、文化、歴史 」

「心が通う国際交流 北方四島の生活から学んだ 自分、人、文化、歴史 」

「北方四島」 どんな地域かご存知ですか?どのような風土の中、どのような人が住み、どのような産業を中心としてどのような生活や文化が営まれているのでしょうか?また、何故そのような生活や文化が育まれていったのでしょうか?日本とロシアの歴史的背景も踏まえ、写真を投影しながらわかりやすくお話します。私が訪れた北方四島での体験はもとより、その他諸外国における海外生活での体験や、外国人学生との関わり合いから教えられたことをもとに“心が通う国際交流”について一緒に考え、真の国際人を目指しましょう。

主な実績

講演実績

【講演実績】
2010年5月 富山県黒部青年会議所にて「日常から意識する北方領土問題
2009年1月 ユーラシア21研究所国際交流研究会「日本社会の共生化にむけて」
2006年12月 敬愛大学国際学部「ビザなし交流―最北の地で見たもの、感じたこと」
2005年9月 参議院議員会館「北方領土問題」
2003年11月 中国上海財形大学日語科にて特別講義「女性と職業:日本語教師になったきっかけ」
その他多数

【論文】
『北方領土問題と「北方四島相互交流」 ―人道的見地に立った戦略的解決方法を考察する』
(修士論文/長野賞(最優秀論文賞)を受賞)

【新聞】
読売新聞「活躍する外国人(下)」
北海道新聞「北方領土交流一歩ずつ」

【雑誌】
「25ans」先輩OG母校へご帰還!(就職活動中の後輩と「女性と職業」について対談)
「Miss」走る女は美しい
「Hanako」美ジョガー特集
「Tarsan」みんなのランニング

【テレビ】
北海道テレビ「北海道 朝まで生討論!」パネリスト

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