厚生労働省の発表によると、労働相談の件数が平成14年からの8年間で約2倍に増えています。相談内容で最も多いのが「解雇」に関する内容です。最近は特に「義務を果たさずに、権利意識が強い社員」が増えていて、このような社員は自分が損をしないよう法律を調べています。そのため、会社もそれなりに知識武装をしないと足元をすくわれてしまいます。問題があっても、安易に解雇すると裁判等が発生する可能性があり、結果的に大きな経営上の打撃を伴うことになりかねません。基本的には会社は問題社員に教育を行い、改善を促す必要がありますが、どうしても改善が見込めない場合、やむを得ず「退職勧奨（退職に向けた話し合い）」を行う場合があります。私は前職から問題社員対応を主担当で取り組み、現在もトラブルの解決に奔走しています。今まで取り扱った案件は全て無事に解決しています。セミナーでは「退職勧奨」を中心に、会社として最低限押さえておきたい労務リスク回避のための実務ポイントを、「実際にあった事例」を中心にわかりやすく解説しどのように対処すればいいかという実戦的な内容をお伝え致します。

不景気であっても業績の良い企業の特徴は次の3つです。・経営理念が社員に浸透している。・理念に基づいて社員が自律的に行動している。・ES（従業員満足度）が高い。リッツ・カールトンホテルやディズニーランドを運営するオリエンタルランド等、リピート率の高い魅力的な企業もこの点がしっかりできているのです。ESが高くなると、社員は仕事に対する姿勢が変わり、最終的には業績が向上するのです。本テーマでは、多くの経営者がお悩みの経営理念の浸透方法と、ESの高め方を、顧問先の実例を交えてお伝えします。

会社が求めている人材は「自分で考えて行動できる人材」です。研修の目的は「周囲から認められる社員になること」。そのために必要な「人間関係を築くための心構え」、「『自律』の意識を持って行動する」、 「相手に期待される仕組みを作る」という3つをお伝えいたします。ダメ社員だった自分の過去と、それを抜け出すために得た気づき、仕事に対する姿勢と考え方、そして行動戦略を基とする講演です。翌日からできることが多い、実践的な内容です。

私はどちらかというと、第一印象は悪いです。そのために、社会保険労務士として独立してからも苦労の連続でした。 人と会っても軽くあしらわれる、相手に話をろくに聞いてもらえない…。しかし今では状況が大幅に変わりました。知らない方からお仕事や講演依頼を頂いたり、メディア出演させて頂くことも増えました。なぜ、ここまで劇的に状況が変えることができたのか。それは、「自分のブランディング」「自分の商品化」です。この講演では、ビジネスを優位に進めることができる「自分を売る技術」を伝授します。商品化には外見と内面の2つの視点が必要であり、「10人中2人に好かれれば良い」というスタンスで、私は自分のキャラクターを確立させました。自身の経験から、詳細に語ります。