岩手県庁の職員だったが、岩手の名産品である漆と関わっているうち、岩手が漆の生産をやめてしまうと、日本の伝統、漆器は消えてしまうという危機感から起業家に転身し、株式会社浄法寺漆産業を立ち上げる。
自ら現場に入って奮闘しながら、漆製品のプロデュースとしてJR東日本の豪華寝台列車『TRAIN SUITE 四季島』の客室内装や、トヨタ自動車『アクア』の塗装など、一流企業とコラボレーションし、漆の美と機能性をPRに成功。また、5グラムという少量から購入できるよう、小さなチューブで漆の販売や漆塗りの車のハンドルや蒔絵を施したスマートフォンケースなどの独創的な漆商品を次々と生み出し、2011年、2013年、2016年とグッドデザイン賞を受賞し注目を集める。
2018年、文化庁から発表された、重要文化財の修復プロジェクトに必要な国産の漆の量が足りないため、漆の収穫量を上げる研究でも先陣を切って積極的に取り組んでいる。
漆をいう伝統を守り、広めながら、日光東照宮や金閣寺・中尊寺など歴史的建造物の修復を影で支えている。
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経歴
- 1995年
- 岩手大学卒業
岩手県庁入庁 県税、廃棄物、林業を担当 - 2009年
- 岩手県庁退職
個人事業として浄法寺漆産業を創業
いわてビジネスプラングランプリ受賞 - 2011年
- グッドデザイン賞受賞(浄法寺漆)
- 2013年
- グッドデザイン賞受賞(ウルシトグラス)
法人化し、株式会社浄法寺漆産業代表取締役就任 - 2015年
- トヨタ自動車、TRD、浄法寺漆産業のコラボによる浄法寺漆仕様アクア(自動車)を発売
- 2016年
- グッドデザイン賞受賞(茶筒)
- 2017年
- JR東日本「TRAIN SUITE 四季島」客室内装に弊社製造漆塗りパネルが採用
- 2019年
- 特定非営利活動法人(NPO法人)ウルシネクスト立ち上げに参加
主な講演テーマ
攻めの伝統工芸が日本を救う
攻めの伝統工芸が日本を救う
私は14年県の職員として勤めましたが、衰退した国産漆の現状を見、一念発起し起業しました。これからは守りの伝統工芸ではなく攻めていかなければ産地の将来はありません。海外での事業を通じての体験などもお話しします。
眼からウロコのうるしのお話
眼からウロコのうるしのお話
漆は使いにくい、かぶれるというイメージしかない方がほとんどだと思います。でも漆は天然素材としては抜群の耐久性と美しさを併せ持つ素晴らしい素材なのです。うるしのことを平易にわかりやすくお話します。
仕事とはなにか、起業とはなにか
仕事とはなにか、起業とはなにか
- 聴講対象者
- :高校生/大学生向け
公務員という安定した職から転職し、なぜ伝統・地域産業で起業することになったのか。今までの体験を通じて得た知恵や考え方をお話したいと思います。
主な実績
講演実績
岩手県立大学総合政策学部社会学/岩手県6大学/米国ニューヨーク ジャパン・ソサエティー/札幌大丸店/岩手県立美術館/福岡県福岡市 書斎りーぶる/岩手県岩手町石神の丘美術館/盛岡市中央公民館 わけもんカレッジ/岩手県身体障害者福祉協会 総会記念講演
受賞歴
2011年 | 特別賞(中小企業庁長官賞)受賞 | グッドデザイン賞 |
---|---|---|
2013年 | グッドデザイン賞受賞 | ウルシトグラス |
2016年 | グッドデザイン賞受賞 | 茶筒 |
講演料金目安
- 240,000円(消費税、交通費別)