どんなビジネスであっても、お客様に提供する主力商品は、お客様に愛情を注ぎ、注意を払っていることです。人として温かく、心を配られる喜びです。今現在、マーケティング理論や商品、サービス等の考え方に大差はありません。大きな差を生んでいるのは、現場（店頭、店内、店外）における行動力と実行力です。あなたのお店にも、すでに備わっているブランドがあります。しかし、ブランドに実態はありません。ブランドとは、お客様がその商品やサービスに意味を感じていることであり、お客様の中にある「記憶」です。その「記憶」が良いものか？悪いものか？それが、あなたのお店のブランドです。新しいブランドを創造し、お客様の離反率を低下させ、リピート率を高め、さらには増客のシナリオを創り出すためには、お客様が直接受けるサービス、おもてなしの『真実の瞬間』を変化させる必要があります。 私たちは、自分がサービスやおもてなしを受ける際、そのお店のスタッフの一瞬一瞬、一挙手一投足、つまり『真実の瞬間』を観て、そのお店の善し悪しを決めています。現場の1人ひとりの行動が、お客様の離反を促がすことにもなり、お客様のリピートを促がすことにもなります。価値は売場＝現場にあり！私は現場スタッフに必ず伺います。 「あなたの行動は、お客様に『また来たい』と思われる行動ですか？」それとも「お客様に『もう来たくない』とトドメを刺してしまいましたか？」講演中には、参加される皆様がイメージしやすい寸劇などを交え、具体的な事例を描きながら、ワークやディスカッションを交えてお伝えさせて頂きます。あらゆるサービス業の方々に実施してきましたが、誰もが楽しみながら「学び」と「気づき」を得ることができ、翌日からすぐに現場へと反映されます。

経営者やリーダーであれば、自分の会社やお店のスタッフのレベルアップを図り、さらに売上を伸ばしたい！業績を高めたい！と誰もが願っています。その時、「人を育てる」ということにフォーカスし、リーダーシップ理論や人を動かす手法、教育するあらゆる手段を講じてもなかなか成果が上がらないというのが現状です。さらには、経営者やリーダーの思いだけが空回りしてしまい、実際のところ職場が重苦しくなり、その思いに反比例するかのように、スタッフ1人1人の行動レベルが下がり、結果として業績にもマイナスに影響していることもあります。経営者やリーダーがなすべきことは、「人を育てる」のではなく、 「人が育つ環境をつくる」ことです。 自らやりたいと願うものに人は動き出します。 スタッフ1人1人の思いにフォーカスし、そのスタッフ1人1人が願う会社、お店をつくるのです。 実際に「どんな会社、お店にしたいのか？」 「どんな人と一緒に働きたいか？」 「この仕事を通じて、お客様に何を提供したい？」と尋ねてみると、 誰もが『笑顔で明るく楽しいお店にしたいと願い、お互いに何でも言い合える仲間と成長しながら、自分たちの提供するサービスをお客様に喜んで頂きたい！』というのです。誰もが願っているような『楽しく働く職場』が実現できれば、スタッフ1人ひとりの行動の量も質も劇的に変わります。その結果、思いもよらないほどの成果に繋がっていくのです。ここで必要なことは、その会社やお店の全員で、自分の思いをたった3分しゃべるだけ！なのです。その驚くべき手法を、この講演で実際に体験して頂きたいのです。中には、スタッフと一緒に数名で来られた経営者が、しっかりと自分の思いを伝えられたり、スタッフの思いを聴いただけで、「自分ひとりじゃなかった」「みんなそんなに自分の会社・お店のことを思っていてくれたんだ」と気づき、スタッフと共に号泣されることもあります。それが、会社やお店全員でできたなら...いかがでしょうか。経営者やリーダーの1人の100歩ではなく、働くスタッフ全員の100人の1歩を創ることで、お店や会社は動き出します。しかも、自ら動き出したくなったスタッフ1人1人が集まれば、100人の100歩どころではなく、1人1人が200歩にも300歩にもなるのですから、業績が高まるのは当然のことです。私はこれを『ビアダルの法則』と称していますが、この状態を創ることができれば、業績は間違いなく高まります。こうした理想の会社・お店をつくってきたドリーム・マネージャーR（商標登録済み）の樋口マジックとも称される圧倒的なその手法を是非体感して頂きたいと思います。そして、自分の思いをたった3分しゃべるだけ！で、どんなに重苦しい会社やお店でも開始わずか30分で、場の空気が一変し、共感・共有の場がつくられ、そこにいる1人1人が自ら動き出したくなり、明日からみなさんの会社やお店が理想の職場に一変する方法をお伝えさせて頂きます。