世界的名将ザッケローニ監督のもと、4年にわたり日本トップレベルのサッカーに、通訳の立場から携わった経験から一流のチームを語る。2014年ブラジルW杯で思うような結果を残すことができなかったにも関わらず、「こんなに素晴らしいチーム、こんなにも愛された監督はいない」と矢野氏が語るザッケローニ監督が、いかにして個性豊かな選手たちをまとめ、導いてきたのか。断片的にではわからない監督の考える組織づくりへの道のり、リーダーシップ、チームワークのあり方は、ビジネス界にも多くの共通点を見出すことができる。
矢野氏も選手としてセリエAでプレーする夢を抱き、15歳で単身渡欧。言葉や文化の壁に苦労した経験を持つ。「諦めなければ夢はいつか形を変えてでも必ず叶う」という強いメッセージが心に響く講演。
営業担当者より
まだ記憶に新しい2014年ブラジルW杯において、日本代表は当初期待をされていた結果を残すことができませんでした。もちろんスポーツにおいて結果がすべてだと言われても仕方がないかもしれません。ただザッケローニ監督が築き上げてきたものが、すべて失敗だったかというと決してそうではないと思います。
矢野さんは4年間を振り返り、「あんなに選手から愛される監督はいなかった」とザッケローニ監督の印象を語られました。アジアカップで優勝をし、日本に帰国した選手たち。監督の案により、空港で最初に優勝トロフィーを持って現れたのは試合に出ることができなかった控えの選手でした。また、W杯のメンバー発表直前には、監督は矢野さんに過去一緒に戦ったが、本番ではどうしても選出できない選手に、それぞれ電話で感謝の言葉を伝えてほしいというお願いをします。日頃から選手たちと密にコミュニケーションを取り、またチーム全体のモチベーションを保つための考え方、手腕は非常に考えさせられるものがあります。
昨今、ダイバーシティという言葉にあるように、一つの組織の中にも年齢や性別、または国籍など様々な価値観を持った方がいるのが、当たり前の時代になってきています。以前はリーダーがとにかく先頭に立ち、引っ張っていくということで成り立っていた組織の在り方も、これにより変化をし始めています。ザッケローニ監督のような選手をまっすぐに見つめ、意見を交換し、しっかりとフォローを入れる、そんな姿勢が今の時代に求められるリーダーには必要なのではないかと感じました。
矢野さんのお話しは決して、思い出話しばかりではなく、皆様にも共通するスキルや考え方のヒントが多くちりばめられているぜひ聴いていただきたい講演です。
株式会社ペルソン 営業担当: 第一グループ 大川拓馬
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経歴
- 1980年
- 7月19日、東京都生まれ。
- 1995年
- セリエAでプレーする夢を抱き、15歳で単身イタリアに渡る。言葉や文化の壁にぶち当たりながらも、サッカー漬けの青春時代を過ごす。その後トリノのスポーツマネージメント会社に就職。デル・ピエロを筆頭とするトップアスリートの近くでマネージメントを学びつつ、日本とイタリアの企業の商談通訳やコーディネートに従事。日伊両文化への造詣を深める。
- 2010年
- イタリア人のザッケローニ氏の日本代表監督就任に伴い、チーム通訳に就任。本田、香川、長友、長谷部らを擁し、史上最強と言われた個性派集団と百戦錬磨のイタリア人監督の間を取り持つ重要な役割を担う。
- 2014年
- 7月ブラジル・ワールドカップ終了後、ザッケローニ監督の退任と同時に代表チームを離れる。
- 現在は、ザッケローニ監督が全身全霊をかけてつくったチームとその4年間の積み重ねを多くの人に伝えることと、あきなめなければ夢はいつか必ず、形を変えてでも叶うというメッセージを伝えるために、執筆、講演、メディア出演などを精力的に行っている。通訳時代に日々書き綴った日記をまとめた書籍『通訳日記』はベストセラーとなった。
主な講演テーマ
サッカーに観る組織づくり
サッカーに観る組織づくり
- ジャンル
- :リーダーシップ/コミュニケーション/チームビルディング
- 聴講対象者
- :管理職/チームリーダー/サブリーダー
強い個性を持った選手たちをまとめ上げたザッケローニ監督のチームマネジメントには、緻密な計算がありました。選手一人ひとりをよく観察し、精神状態や思考傾向にまで注目した丁寧なアプローチ、スタッフ全員とコミュニケーションを取り情報収集をするなど、細部に渡ります。徹底的に対話をすることで、疑問や不満がチームに存在することなく、全員が同じ勝利という目標を目指して行動する組織ができたのです。 そのザッケローニ監督のチームマネジメントの秘訣を側で支えた通訳の立場という自身の目線も 交えてお話しします。
「監督」「スタッフ」「選手」の関係性は、会社組織でいう「社長」「管理職」「社員」と似ており、組織力向上を目指す会社には最適の講演です。
部下にはレアルに行けると説け!
部下にはレアルに行けると説け!
- ジャンル
- :マネジメント/コミュニケーション/コーチング
- 聴講対象者
- :管理職/チームリーダー/サブリーダー
昨年のW杯ブラジル大会で、世界的名将ザッケローニ監督の元、日本トップレベルのサッカーに通訳の立場から携わったことで見えた本当に<良いチーム>のつくり方。
講演では、ベストセラーとなった著書『部下にはレアルに行けると説け!』をベースにリーダーシップ、チームビルディングなどからメンバー個々の行動力に至るまで、一流の組織に必要なヒントを語ります。
チャンスの掴み方~成功するヒント
チャンスの掴み方~成功するヒント
- ジャンル
- :モチベーション/目標達成
- 聴講対象者
- :新入社員/若手・中堅社員
一流のサッカー選手になりたいという強い思いで、単身イタリアに渡った15歳。それから15年後に通訳として夢であったワールドカップへ行くチャンスを掴んだ矢野氏。
矢野氏が日本代表チームの通訳という大役を掴んだ陰には、与えられた場所で自身の持てる力を最大限に発揮するという、努力があった。
本テーマでは、組織の中で働くビジネスパーソンに向けて、矢野氏がいかにしてその時々のチャンスをしっかり掴んできたかという夢と成功に向かって確実に前進するヒントをお話しします。
日本代表選手に見る行動力
~本田、香川、長友、長谷部らが海外で活躍できる理由~
日本代表選手に見る行動力
~本田、香川、長友、長谷部らが海外で活躍できる理由~
- ジャンル
- :モチベーション/目標達成
- 聴講対象者
- :すべての方
サッカーの世界では、ここ数年海外で活躍する選手が増えました。日本では若者たちが目標とする存在の彼らが、夢をかなえるためにどのように行動したのか。
苦難の連続のなかで何を考え、どのように行動して夢をを掴んできたのか。
ワールドカップを戦う日本代表に選ばれた選手と選ばれなかった選手、監督の信頼を勝ち取った選手と信頼を勝ち取れなかった選手。日本代表チームのなかにもその分岐点となるポイントがありました。本テーマでは、一流選手を例にとりながら「行動力」にフォーカスし、夢を叶えるヒントをお話しします。
夢を持っている方は勿論、どのように夢やモチベーションを保てばよいかわからな方にもおすすめのテーマ講演です。
目標達成のための伝達力~言葉を伝えるだけではなかった通訳~
目標達成のための伝達力~言葉を伝えるだけではなかった通訳~
- ジャンル
- :目標達成/プレゼンテーション/チームワーク
- 聴講対象者
- :経営者/管理職/営業パーソン など
監督と選手の間では、考え方や目線の違いから、双方の言葉や考え方を正しく伝えることは、いかに日本代表チームといえども、非常に難しいことでした。
気持ちや言葉の温度も伝わるようにしなければ、本当の意味での伝達にはなりません。
表面的な情報のやり取りをこなし、組織の目標に辿り着かなければ意味がありませんし、少しのずれが目標達成までの道を遅らせたり、挫折につながります。
ザッケローニ監督もこだわった「ディティール」を全員が正確に理解するためにも、「伝えるスキル」はとても重要です。現代社会においてどんな場面にも必要な要素である「報告」「連絡」などを含む伝達スキルを向上することは組織力の向上につながります。
自身の通訳という仕事を通じて、伝達力と組織力の関係についてお話しします。
企業や組織のみなさんの活動の役立てることができればと思います。
夢を叶える力
夢を叶える力
- ジャンル
- :夢/人生/モチベーション
- 聴講対象者
- :学生
サッカー選手としてワールドカップに行きたい。その夢を叶えるために15歳で単身イタリアに渡り、努力を重ねるが、選手として夢のワールドカップに出場することは叶わなかった。
しかし、そこで後ろ向きにならずサッカーが好きだという思いを胸に自身のできることを求められるフィールドで全力でやってきたことで日本代表チームの通訳として、ワールドカップへ行くことができた。『夢はあきらめなければ形を変えてでも、きっと叶う』という熱いメッセージを子どもたちに伝えるテーマです。
主な実績
講演実績
日本サッカー協会/アメリカンエクスプレス/ナイスパートナー/鹿児島県保育連合/その他多数
本
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
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